はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

ちょっぴり落ち込んでます

2006年10月14日 | わたくしごと
ご近所の犬のお話です。
そのお宅は我が家とほぼ同じ時期に家を建て、引越しも偶然同じ日でした。
子供の年齢もほぼ同じ、ご夫婦も私たち夫婦と同世代です。
引越ししてきた当時は近所に家もなく、ずいぶん親しくさせていただきました。
でも、子供たちが大きくなるにつれて、私も外に働きに出るようになり、最近は、あまり顔を合わせることもなくなりました。

犬を飼いはじめたのは、そちらが先輩です。
最初の犬は、ハチと言いました。
奥さんが長期間実家に帰ったとき、近くの獣医さんに預けました。
今までそういう経験がなかったからでしょう、環境の変化についていけず、ハチは、家に帰ってすぐに死んでしまいました。
朝、起きたら玄関で死んでいたそうです。
初めて預けられたことが、相当なストレスだったのだろうと思います。

それからしばらくして、今の犬になりました。
今の犬の名前はロクです。
昼間は外にいることもありましたが、大方は、家の中で飼われていました。

そこのお宅は、今年の8月末から家を全面的にリフォームしました。
外装も内装も新築同然になりました。
私も引越し前に、中を見せていただきました。
わざわざ、呼びに来てくださったので、喜んで見に行きました。

今は子供たちも独立し、夫婦二人だけの生活になったので、区切られていた部屋を広く開放して1つの部屋にしたため、広々とした空間ができていて、うらやましい限りでした。
家がきれいになったからでしょう。
今まで家の中に入れられていたロクは、外の犬小屋で生活するようになりました。

今朝、地震の後、回覧板を届けに行った所、ロクは呆けたようにぼんやりと外にいました。
かなり高齢化しているため、ボケもあるのかもしれません。
見るからに年を取って見えたロクは、私が声をかけても振り向こうともしませんでした。
ただただぼんやりと何を見るでもなく立っていました。
心配になって、後からもう一度見に行くと、ロクは犬小屋で丸くなっていました。



犬は、良い環境にはすぐに慣れます。
今までより快適と感じれば、すぐに適応するのです。
ところが、今までより悪い環境には、なかなか適応できない動物らしいのです。
下手をするとそれが原因で死んでしまうこともあります。
以前、家の中で飼われていた犬が、急に外で飼われるようになるというのもかなりの環境の変化だと思うのです。

なんだか今朝のロクを見ていたら、気持ちが沈んでしまいました。


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