はーちゃんの気晴らし日記

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私の事情

2011年11月04日 | わたくしごと
昨日は、私たち夫婦の35回目の結婚記念日でした。
だから、何?というくらい、私たちは記念日に特別なことをするという習慣がないので、いつも通り主人と二人で粗末な食事をして終わりました。
それは、良いのですが、昨日はまめたろうの七五三でした。
でも、私は仕事で、参加できませんでした。
私の会社は、祝祭日がお休みになることはほとんどありません。
土曜日も月に、1~2回は出勤になります。
昨日の文化の日はもちろん、この後の勤労感謝の日も出勤です。
せっかくのまめの七五三なので、仕事を休むことも考えなくもなかったのですが、とにかく休みにくい会社です。
有給休暇がないんです。
労働基準法にひっかかるんじゃないかと思っていましたが、ウチの会社は休んでもお給料を引かれることはないので、問題ないらしい。
でも、休みにくい雰囲気が満々で、社内でもよほどのことがない限り、休む人はほとんどいません。
ちょっとした私用でお休みするのは、社長の奥さんに当たる人だけです。

私もすでに定年を向かえ、待遇も変わりました。
今までと、同じ仕事を同じようにしていても、年齢がくれば、待遇が悪くなるのが日本の会社の仕組みです。
主人は、仕事を辞めてから半年くらいになります。
濡れ落ち葉というか、あまり一人では外出できない人で、早く私が仕事を辞めて、一緒に色々したいと思っているようです。
なので、私も近いうちに退職したいと思っています。

それで、今年の夏前に
「この秋には、退職したい」
と社長に話しました。
その時に社長は、「あと半年延ばして欲しい」と言いました。
それで、私は、”今年いっぱい”という形で譲歩しました。
でも、最近では、「自分が引退するまで、居て欲しい」と言います。

私の会社の社長は、体調が思わしくないらしく、自分自身もそろそろ引退を考えているようです。
それで、今年の初めに、社長の奥さんに当たる人の息子さん(社長の子供ではない)が次期社長として、入社してきました。
まだ若い人なので、その人が社長になれば、事務所内も若い世代と交代するのが良いのではないかと私は考えています。
その事も私が退職を考えた大きな理由です。
それと、私の仕事は、不定期で、突発的なものが多く、忙しいときは忙しいのですが、全く何もすることがない時もあります。
社長にとって私の存在は、”自分がして欲しいと思った時に、その仕事をしてくれる人”というもののようです。
社長は、パソコン関係は苦手らしく、一切、使おうとしません。
なので、私は”社長の代わりにパソコンを使う人間”という事です。

以前は、私一人で社内の事務は全部こなしていたのですが、徐々に人が増え、社長の奥さんに当たる人も経理として入ってきて、私の事務的な仕事も他の男性と分担するようになり、私が毎日定期的にする仕事はますます減ってきました。
なので、一日中、何もすることがない時もあります。
そんな時、手持ち無沙汰で、ただボーっとしているよりは・・と思い、ブログをしたり、たまにはゲームをしたりして時間をつぶしていました。
社長もその辺はわかっているようで、私がそうしていることを、見て見ぬ振りをしているようです。
だって、何もせずにボーっとただ机の前に座ってられませんもの。
でも、次々と新しい人が入社してきた現在は、さすがに、そういうこともできなくなりました。
私としては、たいした仕事はしていないし、私の仕事の代わりは、社内の人でもできると思うので、新しい人を採用する必要もないような気もしています。
なので、簡単に辞められるかなと思っていました。
でも、それがなかなか上手くいきません。

私が重宝されるのにはわけがあります。
私はお茶出し、電話番、掃除、洗濯、草取りなど、その他にも社内で発生する雑用を一手に引き受けてやっています。
社長の奥さんに当たる人も掃除や片づけくらいはしますが、そのほかの事は、あまりしません。
そういう雑用の他に、年末の年賀状、ホームページの作成、社長の代わりのメールの送受信、図面のトレース、その時々の資料作りなど、不定期な仕事をしています。
最近は、パソコンで、そういうことができる人はいくらでもいますが、掃除や洗濯、草取りなどの雑用までとなると別です。
雑用は最近の若い女性は好まないし、私の会社は土曜日も出勤することが多く、祭日も出勤となると、居つかないだろうと思われます。
若い男性を採用することも考えたようですが、若い男性はパソコンはやるだろうけれど、当然、お茶出しや、掃除、草取りまではしないでしょう。
ならば、中年過ぎのおばちゃんを?と考えると・・・パソコンはやれても図面やホームページの作成まではどうかな?となるようです。
それと、社長の奥さんに当たる人は、かなり強烈な個性の持ち主なので、彼女と上手くやれる人は、あまりいないだろうということも理由の一つとしてあるようです。

社長と話しても、なかなか私の退職期日が決まらないので、二ヶ月ほど前に、次期社長と話をしました。
その時に
「来年の春まで、退職の時期を延ばして欲しい。それまでには、必ず次の人を探すようにするから。」
と約束しました。
でも、それから二ヶ月が経過していますが、全く次の人を探すような気配がありません。
それで、先日、次期社長に
「誰か次の人を探してくれていますか?」
とたずねると、
「はーちゃんは、まだ10年は働けるよ。オレが社長をやるようになっても、居てよ。オレがやるようになれば、土曜日も祝祭日も休みにするつもりだから。」
と言います。
そりゃあ、そう言ってもらえるのは、うれしいことですが、私もそんなには、働けないし、働きたくもない。
特に、仕事がないときが辛い。
自分なりに資料作りをして時間をつぶしていますが、それも限界です。
現在も、何かあるときは休んでも良いと言ってもくれますが、実際休むとなると、よほどのことがない限りは休みにくい雰囲気は変わりません。

周囲の人は、
「その年でも働ける場所があるのは幸せなこと。働けるうちは働いたほうが若くいられるよ。」
と言います。
そうかもしれません。
私は贅沢なのかもしれません。
でも、昨日みたいなことがあると、またまた辞めたい病が顔を出してきます。

社長には、娘たちの融資の件でお世話になっているので、強引に辞めてしまうことはできないし・・・。
私はいつになったら、この会社を辞められるんだろう。
この先も宙ぶらりんの状態が続きそうです。




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