
昨日の午前中は、孫の子守でした。
朝のうちに娘が一番下の孫のミニを連れてきました。
ミニは、私が掃除をしている間、テレビの子供番組を大人しく見ていました。
今は、BSでディズニーチャンネルがいくつかあり、子供を飽きさせない番組が続くので、助かります。
それでも、1時間近く見ている内に飽きてきたらしく、落ち着きがなくなりました。
それで、一緒に買い物に連れて行くことにしました。
車に乗っている間、ミニは、一人で色々おしゃべりをしていました。
まだ、舌がうまく回らないので、何を言っているのかわからないことが多く、何度も聞きなおすのは悪い気がして、適当に相槌を打ちました。
いつものスーパーで、ミニをカートに乗せ、牛乳、果物、トマトをカゴに入れました。
その後、ミニトマトをカゴに入れると、ミニは、
「ババ、トマトはさっき買ったでしょう。」
と言います。
ちゃんと見ているので驚きました。
「トマトは今日の夕飯に食べるんだけど、ミニトマトは、ジジのお弁当に入れるの」
と説明すると、納得したようでした。
スーパーの入り口には、お花屋さんがあります。
私は、以前から、アナベルという白いアジサイが欲しいと思っていました。
少し前に、そのお花屋さんの棚に、アナベルが2鉢置いてあるのを見つけました。
値段を見ると結構高い。
うーん、高いなぁ
と思い、通るたびに、買おうかどうしようかと思っていました。
近所にアナベルが見事に咲いている家があり、そこを通ると、お店にあったアナベルを思い出して、「欲しいなぁ」と思っていました。
そして、昨日、花屋さんの白いアジサイのある棚を見たところ、今まで2つあった鉢が1つしかありません。
これはまずい。
残った1個も売れてしまったら、手に入らなくなるかもしれない。
そう思って、お店の中に人がいるかどうか、覗きに行きました。
でも、店内には誰もいませんでした。
どうしようかなぁと思い、ふと振り向くと、ミニが転んでいました。
しかも、手前に並べてあったくちなしの小さな鉢をいくつか倒してしまっていました。
ミニは泣いてはいなかったので、どこかを打ったということはなさそうでした。
すぐにミニを起こした後、「こりゃ大変、大変」と言いながら、急いで倒れたクチナシの鉢を起こしました。
1つ、2つ、3つ・・・小さな鉢が3つか4つ倒れていたと思います。
そして、鉢の中から土が少しこぼれてしまっていました。
参ったなぁ・・・
と思っていたとき、お店の人がやってきました。
どこかで、私たちの様子を見ていたようです。
その人は白髪頭のおじさんでした。
いつもお店に居る人は、若い女性なのですが、昨日は初めて見るおじさんでした。
そして、
「大丈夫だった?怪我しなかった?」
と言って、ミニの顔を覗き込みました。
私が、
「すみません。少し土をこぼしてしまいました。」
と言うと、
「ああ、良いですよ。大丈夫ですよ。」
と言ってくれました。そして、
「おじょうちゃんの怪我は大丈夫でしたか?」
と。
私は、「はい」と言うと同時にアナベルの鉢を持って、
「これ、下さい。」
と言ってしまいました。
その瞬間に迷いがふっきれたというか、もう買うしかないと思いました。
おじさんは、ミニを見て
「いくつ?2歳くらいかな?」
と言いました。
ミニに2歳がわかっているのかいないのか、私にはわからなかったので、
「そうです。」
と、ミニの代わりに答えました。
「そうだ!可愛いのをあげようね。」
とおじさんは、お店の奥に行って、1本のガーベラを持ってきました。
水を含ませた脱脂綿にアルミホイルを巻いて、ミニに見せ、
「これ、何色かわかる?」
と言いました。
すると、ミニは
「オレンジ!」
と大きな声で答えました。
へぇ~
と私は思いました。
「赤」と言うかなと思ったのに、オレンジと的確な答えをしたので、びっくりしました。
そこで、お礼とお詫びを言ってお店を出たのですが、そんなことが、私がアナベルを購入するきっかけになりました。
朝のうちに娘が一番下の孫のミニを連れてきました。
ミニは、私が掃除をしている間、テレビの子供番組を大人しく見ていました。
今は、BSでディズニーチャンネルがいくつかあり、子供を飽きさせない番組が続くので、助かります。
それでも、1時間近く見ている内に飽きてきたらしく、落ち着きがなくなりました。
それで、一緒に買い物に連れて行くことにしました。
車に乗っている間、ミニは、一人で色々おしゃべりをしていました。
まだ、舌がうまく回らないので、何を言っているのかわからないことが多く、何度も聞きなおすのは悪い気がして、適当に相槌を打ちました。
いつものスーパーで、ミニをカートに乗せ、牛乳、果物、トマトをカゴに入れました。
その後、ミニトマトをカゴに入れると、ミニは、
「ババ、トマトはさっき買ったでしょう。」
と言います。
ちゃんと見ているので驚きました。
「トマトは今日の夕飯に食べるんだけど、ミニトマトは、ジジのお弁当に入れるの」
と説明すると、納得したようでした。
スーパーの入り口には、お花屋さんがあります。
私は、以前から、アナベルという白いアジサイが欲しいと思っていました。
少し前に、そのお花屋さんの棚に、アナベルが2鉢置いてあるのを見つけました。
値段を見ると結構高い。
うーん、高いなぁ
と思い、通るたびに、買おうかどうしようかと思っていました。
近所にアナベルが見事に咲いている家があり、そこを通ると、お店にあったアナベルを思い出して、「欲しいなぁ」と思っていました。
そして、昨日、花屋さんの白いアジサイのある棚を見たところ、今まで2つあった鉢が1つしかありません。
これはまずい。
残った1個も売れてしまったら、手に入らなくなるかもしれない。
そう思って、お店の中に人がいるかどうか、覗きに行きました。
でも、店内には誰もいませんでした。
どうしようかなぁと思い、ふと振り向くと、ミニが転んでいました。
しかも、手前に並べてあったくちなしの小さな鉢をいくつか倒してしまっていました。
ミニは泣いてはいなかったので、どこかを打ったということはなさそうでした。
すぐにミニを起こした後、「こりゃ大変、大変」と言いながら、急いで倒れたクチナシの鉢を起こしました。
1つ、2つ、3つ・・・小さな鉢が3つか4つ倒れていたと思います。
そして、鉢の中から土が少しこぼれてしまっていました。
参ったなぁ・・・
と思っていたとき、お店の人がやってきました。
どこかで、私たちの様子を見ていたようです。
その人は白髪頭のおじさんでした。
いつもお店に居る人は、若い女性なのですが、昨日は初めて見るおじさんでした。
そして、
「大丈夫だった?怪我しなかった?」
と言って、ミニの顔を覗き込みました。
私が、
「すみません。少し土をこぼしてしまいました。」
と言うと、
「ああ、良いですよ。大丈夫ですよ。」
と言ってくれました。そして、
「おじょうちゃんの怪我は大丈夫でしたか?」
と。
私は、「はい」と言うと同時にアナベルの鉢を持って、
「これ、下さい。」
と言ってしまいました。
その瞬間に迷いがふっきれたというか、もう買うしかないと思いました。
おじさんは、ミニを見て
「いくつ?2歳くらいかな?」
と言いました。
ミニに2歳がわかっているのかいないのか、私にはわからなかったので、
「そうです。」
と、ミニの代わりに答えました。
「そうだ!可愛いのをあげようね。」
とおじさんは、お店の奥に行って、1本のガーベラを持ってきました。
水を含ませた脱脂綿にアルミホイルを巻いて、ミニに見せ、
「これ、何色かわかる?」
と言いました。
すると、ミニは
「オレンジ!」
と大きな声で答えました。
へぇ~
と私は思いました。
「赤」と言うかなと思ったのに、オレンジと的確な答えをしたので、びっくりしました。
そこで、お礼とお詫びを言ってお店を出たのですが、そんなことが、私がアナベルを購入するきっかけになりました。