一句鑑賞

河骨

河骨の泡ひと粒を吐きにけり  ようすけ

昔むかし(笑)
熊本の八代へ行ったときに・・・お城の近くの家老屋敷だったか?
遠い記憶を起こしているが、庭の池に河骨が咲いていた。
じっと見つめていると茎と葉の間からとも見えたが・・・一粒の泡が花の傍に浮かんで消えた。
ただそれだけの景色だった。
もう15年ほど前の暑い昼下がりのことだった。

八代からは白玉粉を取り寄せている。
通常のものとヨモギ入りだ・・・白玉を作り急速凍結して、あんみつなどに使っている。
八代平野は米作のほかに蓮根も多いようだった。
蓮畑に風が吹きわたり、大きな葉の陰に白い蓮の花が印象的だった。

球磨川の河口の景色も素晴らしい。
再訪したいな・・・
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