4年前の12月、ここは朝倉市秋月・・・葛の老舗のお店です。
土間に入ると商品を並べた左側の土間が甘味やこのような葛そうめん(あったか)を食べることができます。葛餅や葛切りなど人気のようです。
秋月にはもう一軒、葛の老舗がありますが・・・どちらがどうとかは知らないので書きませんが、葉室麟の秋月記に葛を始めたくだりがあります。私はもっぱら貧しさの中から葛で立ち上がってきた物語が記憶に強いです。
原料の屑は地元産も無く、鹿児島産を使っているとも、その鹿児島産も希少となり海外からと聞いたことがあります。
葛は秋の季語で・・・葛切は夏の季語で、葛湯は冬の季語となってます。
歳時記には例句がいくつか載っています
しみじみとひとりの燈なる葛湯かな 岡本眸
温まるので風邪の予防にもいいでしょうね・・・風邪の引き始めは葛根湯も(笑)
といったところで、ぐっと冷え込んでおります。暖かくして寝ましょう。
しかし云十年もひとりの燈でいます(^_^;)