一句鑑賞

清浄明潔

清明という季語があります。

二十四節気の一つで、新暦四月五日ごろにあたる。

清浄明潔を略したものといわれ、万物が溌溂としている意から、清明といわれる。

と歳時記の解説をそのままに書きました。

俳句を始めたころ、この清明で一句をと思い苦戦したことを思い出します。

結局、句は得られることなく今に・・・<(_ _)>

例句には・・・

清明のに光れる瑠璃瓦   古賀まり子

清明の明け方冷ゆる鞍馬かな   森田公司

水口に清明の雲はしりけり   大嶽青児

清明や壺に満ちゆくの音   片山由美子

の四句が載っています。

二句目には水とか雨はありませんが、なんとなく山の冷たい水を連想させます。水は命を感じさせます。清明という季語を改めて勉強しました<(_ _)>

清浄明潔、肝に銘じました。

里桜の一種ですが・・・母が入居していたホームへの道の脇にありましたので、咲くころが楽しみでした。今ごろですね・・・見に行きたいが忙しさもあり避けております。

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