一句鑑賞

恐怖は征服者にこそ・・・

先日の記事で「兵站と兵端」を書きましたが・・・

キーフ周辺の町からロ軍が引き上げたあとの町には民間人の遺体が多数とニュースで言ってました。住民の女性の言葉にはショックでした・・・靴とズボンを見て直ぐに主人と分かった、身体には拷問の痕があった・・・と。

いわゆる虐殺であるとの各国のコメントを並行していました。

私はこれを心配していました。

つまり、ロ軍の侵攻が始まったのですが、数日でウクライナは落ちなかった。

これはどうしたことかと思っていました。

ウ軍の抵抗が強かったなどの報道もあります、ここ数年の西側からの武器供与と軍事訓練のお陰であったと・・はて、それだけか?

兵站は、前線へ武器、食料、疲労した兵を次々に送り込む役割をしている。

兵端はいわゆる最前線のその突先で、常に相手と対峙している兵たち。

兵站を通じ兵たちに正しい情報と、食料、武器などが届いているうちは戦えます。

ところが今回の場合はロ軍の兵站があまりに脆弱だった。

その為に前線の兵たちは常に不安とも戦いながらだったでしょう。

いわゆる指示には無い相手からの強い抵抗、反撃、などに会いながら町を占拠しているとどうなるでしょう?

誰か町の者が自分たちのことをスパイしているのではないかと・・・これは死を掛けているのですから疑います。

戦友が死に傷付いているのに、兵站が機能していないので不安ばかりだった。

挙句の果てが、隣国に撤退というか再配置というか、そのために町から退き上げるのですが、ロ軍の情報を流されては撤退もままならない。そこでスパイ狩りが始まり。報道のありさまになったのではないかと。

父が戦争の話しをしていたのを聞いていたので、なおのこと今回の民間人殺戮という事態になったのではと考えます。

ロ軍の撤退はある意味では勝利となるのですが、片や今回のような普通の住民にさへスパイ容疑の詮索が行われ結果として○○○人の方が殺されたのです。

戦うもの同士は常に不安を背にして相手に銃の照準を当てているのですね。

自分の恐怖を打ち払うために相手に自分の恐怖心を与え自分の行為を正当化するのようにしてトリガーを引くのでしょう・・・

こんなリアルなことが行われているのに戦慄を憶えます。

 

さて明日の午前は歯医者さんへ・・・

明後日はオフですので、先週は休みで買えなかったお米を買いに「みなみの里」へ予定しています。

なんと平和な日々でしょう。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事