一句鑑賞

初燕

2年前の秋月の野鳥川、秋月への入り口付近です。

こういった風景は当たり前のものでしたね。

この写真は家々を撮ったものではなくて(-_-;)

山の中に、植林の杉の上の方ですが・・・桜が見えていましたので。

お馴染み眼鏡橋です・・今年の桜も終わろうとしています。

こうして昔の画像をgoo blog にアップしたのが保存されてて、いつでも見れるのってのはいいですね。

二日前の木曜日にうきは市吉井町でラーメンをいただきましたが、駐車して歩いていた時にです・・・燕、ツバメが飛んでいました!

俳句を始めたころにも吉井町は訪れています。古き街並みの裏の電線に数羽が並び、かなり煩いほど鳴き合っていたのを思い出しました。

これから繁殖、そして燕の子が巣から顔を覗かせるようになるのですね・・・初燕です。

歳時記の例句にピッタリの一句がありました。

蔵並ぶ裏は燕の通ひ道   凡 兆

私が見た景色そのものです。

絶海の孤島に浮力つばめ来る   桑原三郎

例えば東シナ海を望める九州の西側からの景色ではないだろうかと。

渡って来る燕は疲労もありましょうが、孤島を経由して来るのです。目的地が近くなったとより高く飛んだのかもしれません。

孤島そのものが海へ沈みそうに捉えていたのに、そこから湧いたように数十羽かのツバメが来ている。孤島さへも浮かぶ上げるようにかな?

実は20年ほど前に、メールで俳句レッスンをしていた人がこの景色を見ましたと話されたことを思い出したのです。何気に海の方を見たら島から数羽のツバメが飛び立っているようだったと。正に一瞬の景色だったのでしょう。

といったところで ツバメはカメラのずっと先を飛んでますね(笑)

裏店に慶事のごとく燕来る

燕尾服という背中からお尻にかけて丈の長い礼服ですが・・・燕の尾っぽに似てますね。燕の世界では尾っぽが長い雄がもっぱらモテると言われているそうです。

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