一句鑑賞

春の風には色がありませんか?

吹きました春一番!

昨夜の気象予報士さんの予報どおりでした👏

歳時記74~75ページにかけては風の季語が載っております。

東風・貝寄風(かいよせ)・涅槃西風(ねはんにし)・比良八荒(ひらはつくわう)・春一番・風光る・春疾風(はるはやて)。

例句から

夕東風のともしゆく燈のひとつづつ   木下夕爾

貝寄せや我もうれしき難波人   松瀬青々

船べりに鱗の乾く涅槃西風   桂信子

比良八荒土間を濡らせる鮒の桶   酒井章鬼

春一番島に神父のおくれ着く   中尾杏子

笛を吹く頬の産毛や風光る   角谷昌子

春嵐(はるあらし)足ゆびをみなひらくマリヤ   飯島晴子

最後の句を読んで思い出すことは・・・天草の大江天主堂です。

二十年近く前ですが行きました。天草の下田温泉の足湯で、地元の人と何気ない話をしました。とにかく熊本は広いですね!とくに天草は・・・運転していて疲れましたと言いますと、笑いながら話を聞くことが出来ました。とくに印象深かったのが、陶土というか有田に出すのですから陶石と言った方がいいのかな?その産地ですと聞かされた時は・・・驚きました!記憶が正しいことを祈りつつ書いております<(_ _)>

簡易な宿に泊まりまして翌日は、大江の天主堂へ走りましたが、遠いなーと疲れそうだと思ったときに景色が広がりました!右手に見えたのですね・・・白い建物がすぐに分かりました。国道から下り橋をわたり教会の下の駐車場へ・・・ゆるやかなスロープの道を登ります。きれいな木造のこじんまりとした建物でしたね。途中にマリア像があり祈る少女?像もありました。とても印象に残りました、今でも考えると景色が浮かびます。そのときに作った句があるのですが、記憶のどこかに埋もれたままです(笑)

といったわけで、昔のドライブで見た景色を思い起こしておりました。

ではおやすみなさい

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