一句鑑賞

間って・・待って?

もう古い話といえばそうなんですが、つい最近なんです(笑)

お盆の頃の長雨が一休みした時期に、つくつく法師の声を聴きました。

今日も聴こえていましたが、どこか弱く感じます。

さっきトイレに立ちましたら、窓から虫の声が・・・やれマツムシが鳴いているりんりんりんりんりんりん(^^♪

秋の夜はなんともいえぬ心地になります。

虫は秋の季語ですね、例句を見てみましょう。

りりりり・・・間・・・りりりり・・・間・・・

鳴く虫のたゞしく置ける間なりけり   久保田万太郎

聴こえるままを自分と虫との間として、次の音を待っているのでしょうか。

正しく置く間に、作者はいろんなことが心に浮かぶのかもしれないですね。

虫の声は細いけど力があります。

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