一句鑑賞

木の芽(このめ)

コシアブラの新芽です、画像は4年前のです。素揚げで塩をパパっと振って食します。

靴屋の廣さんが毎年のように持って来てくれます。今年はまだです(大汗)

こういった新芽は歳時記を見ると・・・木の芽(このめ)ですね。

解説には・・・春に芽吹く木々の芽の総称。木の芽立ちは木の種類・寒暖の違いにより遅速がある。萌黄色・浅緑・緑色・濃緑色などさまざまに萌え出る木々の芽は美しい。木の芽時の雷や雨を「目起こし」ということがある。「木(き)の芽」というと山椒のこと・・・とかいせつをそのまま写しました。

木々の芽はたしかに美しいですね。

美しく木の芽の如くつつましく   京極杞陽

これほどのやさしさはなし芽吹山   青柳志解樹

たしかにそのとおりですね。

源泉に硫気ほのかや木の芽時   上田五千石

いつだったか長崎の雲仙に行ったことを思い出した・・・硫黄泉でしたか雲仙温泉は。

普賢岳の火砕流ののち数年経ってからと、それから数年ほど過ぎて妙見岳だったか記憶が薄い(-_-;)と国見岳に登った。

最初のときは、火砕流の惨事の様子を見れるがまだすドームでは衝撃でした。雑誌などで被害者の様子を読んだりしていたので胸にくるものがありました。

登山のときは、新山の盛り上がった溶岩石の中にハート形をしたのがあるとか・・・それを遠見で発見できたら、どうのこうのとか・・・いわゆる話題作りのことがあったが。私はそんなことより、新山とほぼ同じ高さから見下ろす、在ったであろう村や、水無川の下流への火砕流の痕を真上から見ていると背筋が震えた。あっという間もなかったであろう急斜面に恐怖を感じた。

登山の時はミヤマキリシマも咲いていたから、木の芽の時期からは過ぎていたが、新山から流れた火砕流の山肌にもうっすらと緑が生え始めていたのを思い出した。

下山後、南島原方面へ下っていくと途中の畑ではジャガイモの収穫が盛んだった。スーパーなので長崎産ジャガイモをみるとさまざまな記憶が蘇る。

また行きたいが・・・島原港へフェリーに乗って。

島原の街もすこし歩いたのでいつか思い出しながら書いてみたい。

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