わが家の富有柿です、実を付けております。
まだ直径5センチにも満たないですが・・・さきざき楽しみ。
季語では青柿、夏ですね・・・柿の実は夏の間、青いままひっそりと大きくなっていく。と歳時記の解説です・・・そのままですね、葉陰にひっそりとしてます。
例句を見ると・・
青柿や昼餉の茶碗洗ひ伏せ 瀧 春一
お昼を食べて茶碗を洗いそれを伏せたと言ってます。
昼餉が気になりますね、つまり軽めのお昼だったのでしょう。夕食とは違い簡単に済ませ茶碗を片付けさっさと用事が済んでいく。青柿はまだ姿を葉の裏に隠しているが少しずつ実の内に力を蓄えていく・・・そんなイメージを持ちました。
もう一句
青柿の蔕より青き月夜かな 眞鍋 呉夫
なんか今夜はスーパームーンだとか・・・あいにく黄砂で空はぼんやりしてます。
青柿の蔕(へた)、たしかに実も青ければ蔕も青いです。ちょうど今夜のような満月にふと見上げたのでしょうか。
といったところで俳句タイムに入ります。