小学生のための 千字文漢字練習プリント

古代の中国で生まれた千字文で漢字を学ぶプリントです。
1日20分ぐらい。親子で取り組んでみてください。

1・2 天地玄黄 宇宙洪荒

2022年01月06日 | 千字文

 みなさん、こんにちは。

 6世紀、中国の南北朝時代の梁という国でつくられたとされる千字文をご存知でしょうか。

 むかしから子どもが漢字を学ぶときに使ったお手本で、四字で一句をつくり、ぜんぶで千字あります。

 日本では、千字文が書かれた飛鳥・奈良時代の木簡がみつかっており、かなり古くから伝わっていたとされます。

 
 小学生の娘に、この千字文をとおして漢字を学んでもらおうとプリントを自作して、4年あまりかけてようやく千字文を最後まで終えました。
 せっかくつくったプリントなので、体裁をととのえながらアップします。
 
 とりあえず今回は最初の8文字です。下のリンク先にプリントのPDFがあります。
 よければご活用ください。

 
 子どもによって得手不得手があると思いますが、小学3年生よりうえなら1週間で8文字、幼稚園や1、2年生なら2〜4文字ぐらいのペースで進んでいけばいいのではないでしょうか。
 
 わが家では毎週土曜日にあたらしい漢字をはじめます。
 さいしょは私が、「テンチゲンコウ、ウチュウコウコウ」と漢字を指差しながら読みあげ、娘がそれに続きます。これを5〜6回、くり返します。
 
 つぎは本文です。
 私がきりのいいところまで読みあげ、娘が続きます。
 本文の音読が終わると、プリントの3枚目。書き取りです。
 学校で習っていない字は横に5回書いて覚えてもらい、知っている字は1回書くだけ。
 最後に縦に「天地玄黄 宇宙洪荒」ときれいに8文字をなぞって、横の余白にもう1回書いてもらいます。
 
 平日は、まずなにもみないで「天地玄黄 宇宙洪荒」と書いてもらい、覚えていない字をチェックします。それから娘が本文を音読し、私は読めないところやまちがっているところをフォロー。
 書けなかった文字だけを2〜3回くり返し、最後に8文字を縦に1回なぞって、きれいに書くことを意識しながら余白に1回書いてもらいます。
 
 それを1週間続ければ、8文字ぐらいかんたんに覚えます。
 そしてつぎの週は新しい文字にとりかかっています。
 
 新年、もしくは新学期。千字文をはじめてみませんか?
 
 なおこのプリントは、千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考につくりました。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。

 みなさんのリアクション、お待ちしています。



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