小学生のための 千字文漢字練習プリント

古代の中国で生まれた千字文で漢字を学ぶプリントです。
1日20分ぐらい。親子で取り組んでみてください。

17・18 海鹹河淡 鱗潜羽翔

2022年01月13日 | 千字文

 みなさん、こんにちは。 

 きょうは《海鹹河淡 鱗潜羽翔》をアップしました。

 ブログでは「潜」に注目しました。

 

 漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、朁(セン)の上の部分はかんざしをあらわし、髪に挿すことから、隙間に潜り込むというイメージがあるそうです。それで、

 潜 水にもぐりこむ。潜水。

 蚕 もとは蠶という字で、桑の葉に潜り込んで食べる虫。

 僭 他人の領分に潜り込み、かってな振る舞いをする。僭越。

 となるそうです。

 

 先日、鹿の絵を描いて笑われたことをブログに載せましたが、蛇足ながら私は絵だけでなくて字も下手です。

 子どものころから丸っこい、いわゆるマンガ字なんですが、私は身長180センチ超の巨漢。

 仕事がら、ノートにメモをとることが多いのですが、字をみた人から、「イメージとちがって、かわいらしい文字ですね」といわれることもあります。

 いったいどんなイメージをもたれているのか。

 そんなわけで2回目の千字文をやっている娘の目標は、「字のバランスや大きさを考えて、ていねいに、きれいに書く」ことです。

 手本をていねいになぞり、文字の横の余白にきれいに書き写す。

 すると画数の多い字でも数日で覚えてしまいます。

 心をこめることって大切なんだと思いました。

 

 リンク先にプリントがあります。お子さんといっしょに、よければ活用してみてください。

 なお、このプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。

 小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。

 みなさんのリアクション、お待ちしています。



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