みなさん、こんにちは。
そしてブログでは「仮」に注目してみました。
仮の旧字は「假」で、漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると「実体を覆い隠して中身を見せない」という意味があるそうです。
また、叚は厂(垂れた布の形)+二(並べることを示す符号)+両手で、仮面をかぶることを示す形だそうです。これらのことから叚をふくむ字には、
「かぶる」
「隠して見せない」
といった意味があるそうです。ここから、
暇 叚(一部を隠して見せない)+日 仕事に行かないで一時的に身を隠すようにして休むさま。
霞 ものを覆いかぶせて見えなくするもや。
葭 水辺に覆いかぶさるように生えるアシ。
蝦 殻をかぶった虫。エビ。
となるそうです。
本文の仮途滅虢は、プリントにあるとおり晋が虢と虞という国を滅ぼした話です。文公(重耳)の父親、献公の時代のことです。
践土会盟の践土は地名で、晋の文公が覇者になった会盟のことです。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます