みなさん、こんにちは。
そしてブログでは「沙」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、「少」をふくむ字は、
「ショウ」(少:削ぎ取る)
「サ」(沙:小さい、細かい)
「ミョウ」(妙:細い、小さい、微か)
と音によって三つのグループに小分けされていました。
このうち、沙は、少(小さくバラバラにする)+水で、水で洗われて小さくなった石=砂を暗示しているそうです。ここから、
砂 小(沙:小さいすなの省略形)+石 すな。
紗 小(沙:小さい、細いの省略形)+糸 細い糸で織った薄い絹織物。薄絹。
裟 梵語の音訳。僧侶の着る衣。
莎 ハマスゲ。砂地に生える草。
鯊 カマツカ。砂に潜る魚。国訓はハゼ。
となるそうです。
今回の本文は「匈奴のいる砂漠にも、名将は武威を轟かせた」と、あくまでも一般的な内容になっています。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます