6月17日の日記のつづきです。
オットのピアノの恩師、
シスター・アレスに会いに行きました。
シスター・アレスはnun(修道女)。
クリスチャンの女子高の敷地内にある、
修道院で暮らしています。
当時オットはレッスン前に、
このガゼボで精神を集中していたそうです。
なのでここに座るとその頃に弾いていた、
ベートーベンのソナタの旋律を思い出すとか。
分かる分かる~~~
レッスン室はここ。
シスターはテクニックに厳しい先生で、
オットが一般に言う上級レベルになっても、
手の形が悪いと言い続け、
ずっと手の甲を持たれて弾かされていたそうです。
でもオットは、
そのおかげで今の自分があると言っています。^^
修道院入り口
オットがシスターに会いに来たのは7年ぶり。汗
その時は今は亡きオットのママと、
ハマチも一緒に3人で来ました。
その次に会ったのは今から4年前。
ただの偶然なんだけどシスターの妹さんが、
ジェイソン教室の1ブロック先に住んでいます。
奇遇としか言いようがない。
シスター・アレスは若いときから、
妹さんの家で休暇を過ごしていたそうです。
4年前の夏も妹さんの家に休暇に来ていて、
(90歳を過ぎて1人で飛行機で!)
ハマチも一緒に会いに行ったのが最後です。
シスター・アレスは、
去年の8月に亡くなっていました。
来るのが1年遅かった。
ガゼボでがっくり肩を落とすオット
ちょっと涙ぐんでたな。
しばらく1人にしてあげよう・・・。
葬儀は去年の9月。
シスター・アレスの教え子が、
自分の教え子を連れて来て、
シスターのレッスンを受けさせることもあったそうで、
お葬式には教え子、孫弟子、その他大勢が集まって、
盛大なセレモニーになったそうです。
きっとオットママが生きていたら、
シスターの具合が悪いらしいとか亡くなったとか、
そういう情報もオットの耳に入ったはずなんだけど、
オットママが亡くなった後は、
シスターと頻繁に連絡を取る人がいなくて、
このような残念な結果になってしまいました。
シスターの晩年は介護が必要だったそうで、
仮に2年前にオットが会いに来たとしても、
シスターには会えなかったかもしれない。
カリフォルニアでシスターに会えたことも、
せっかくここまで来たのに会えなかったことも、
そういう巡り合わせだったんだよね。
そう思うしかないよ、オット・・・。
修道院前のレストラン
ここには思い出があります。
オットママとシスターに会いに来た時、
持って行くブーケがなくて、
オットママがレストランに入って、
「近くにお花屋さんない?」と聞いたら、
ウェイトレスさんが「この花を持って行けば?」と、
入り口に飾ってあった豪華なバラの花を半分くれて、
バラが好きなシスターに喜ばれたのでした。汗
オットママとシスター・アレス
オットの今後の活躍を、
天国で見守っていてください。
つづく
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静かな街でした。
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