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馬花 109 瑠璃 20年2組

2024-10-29 03:14:00 | 
「うう、ああ」
「ユー君、ちょっと待って、そのまま!」
「ん」

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いつものユーメの部屋のベッド

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「やっぱり、すごい!」
「お前ハカルの好きだな、時間計ったり、長さ測ったり」
「15.7cm。すごいすごい!調べたら日本人の平均は13cmくらいって書いてあったよ」
「そうなのか」
「やっぱりユー君のは大きいと思ってたんだ」
「まあな」
「自覚あるの?」
「当たり前だろ。20年男やってんだぞ」
「そうなんだ。デカッ」
「それより、ちょっと、続き」
「うん」

180秒

「はあ、宝の持ち腐れだな」
「お前そういうこと言うなって」
「天は二物を与えないか」
「意味合ってるか」
「いい一物持ってるのに」
「おまえ」
「ユー君なんかね、調べたらね。男の人って年とると遅くなるんだって」
「まあ、そうだろうな」
「知ってるの」
「いや、普通人間の身体ってそんなもんだろ。年齢が上がれば反応とかも落ちるだろ」
「楽しみだね、ユー君」
「ん」
「30代とか40代とかになったら、ユー君すごいかも」
「まあ、な」

萎んだユーメを触れるイケル

「でも15.7cmとは。恐ろしや」
「ふん」
「なに喜んでんの」
「別に喜んでねぇよ」
「嬉しそう」
「えっ、それは」
「嬉しいの?」
「そりゃ、でかい方がいいだろ」
「そうだよね。ユー君、これ、日本代表になれるよ!」
「馬花!恥ずかしいだろ」
「恥ずかしいの?」
「お前、僕はチンコ日本代表ですっていうのかよ」

アハハ

「ユー君、私ね」
「うん」
「初めて、モデルのオーディション受かったの」
「うそ!スゲェじゃん!」
「うん、ずっと落ちてたのに」
「良かったな」
「嬉しい?彼女がモデルっていったら」
「あゝ、うん、まあ、そうだな」
「髪ね、縮毛矯正やめたでしょ」
「うん」
「傷むし、定期的にやらないといけないから面倒くさいし。私の場合根本からやらないと、根本が跳ねてるから。だから伸びたらすぐだし。もう爆発頭のままでいいやって開き直ったんだけど。そしたら、初戦で撃墜できた」
「それ、たぶんさ、やっぱり目立ったんだよ。目立つし、バースト頭で出てくる女ってあまりいないから。オーディションする方だって、刺激が欲しいんじゃないのか」

イケルが右手で髪に触れる

「チン毛頭の勝利だな!」

ビュン!
右手が空を斜めに切り裂いた

スタッ、トントン

「ん?」

女は下のみ下着のままキッチンに向かい、シルバーに光る金属を取り出した

「それは私が小学生の頃にある男子から揶揄われて、悔し涙した言葉!決して口に出してはいけない。全然違う!私は根本が縮れているだけ」

呆然と立ち尽くす、パンツのみの男

「殺す」

ヤバいマジか

金属を両手に襲いかかる女
左に躱し、後ろに回り込む男
そのまま右手で腕を掴み、左手で抱きしめた

「落ち着け!イケル!悪かった!」
「殺してやる」
「フォークじゃ殺せないだろ・・」

そのまま強く抱きしめたまま、優愛が生花瑠に語りかける

「なあ、イケル、引き分けにしよう。この前おまえは俺に早漏野郎って言った。俺は傷ついた。俺は今、生花瑠にチン毛頭って言ってお前を傷つけた。すまない。お互い傷ついたし、傷つけた。なあ、引き分けにしよう」
「う、う」

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あーん

ユーメの左手はイケルの左乳首を転がしたわ
快感が憤怒を食い千切って、イケルはフォークを床に降ろしました
フォークがカタンって音を立ててね、始まりの合図を鳴らしたの
そのままディープな唇の格闘が始まったし、こんな時だから彼のホルモンは限界突破して15.8cmの自己新を記録したみたい
彼女はそれをちっさなお口をおっきく広げて御手手を下から添えて頬張ってあげたの

夢愛は生花瑠の割れ目をたっくさん、いつまでもペロペロするものだから
イケルの頬は紅潮を彼方に置去りにして、瑠璃色のような清涼に移り変わったわ

それでもやめない
男の償いなんてこんなものかしら

・・・・

ユーメ大人になればどう愛すの
イケル大人になればどう活花る

花、宝石、ディナー、お酒、手紙

どう償うの

・・・・

年輪のSTORYをね

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   夢愛         生花瑠



馬花 104 螺旋の先 20年1組

2024-10-16 17:11:00 | 

「イケル、お願い」
「うん」

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「あ」
「えっ、もう」
「ごめんごめん」
「うん」


「イケルさ」
「うん」
「お前浮気してるだろ」
「はっ何言ってるの」
「お前上手くなってる」
「はあー」
「どこの男に仕込まれた」
「はいはい」
「答えろ!」
「何、馬花なこと言ってるのよ!」
「お前のあの転がしは今までなかった。どこかの男に仕込まれたんだろ!」
「ふざけないでよ!そんなわけないでしょ」
「気持ちよすぎだ」
「いいじゃない」
「心配になるだろ、前回ない技繰り出されたら」
「技って」


妙な空気と女の溜め息と男の匂いが室内に広がる


「お前、本当に・」
「うるさいな、チョッパヤ男!」
「・・・ちょ、ちょ、ちょっぱ」
「当たり前でしょ、なんで本当の前にいっちゃうのよ!」
「いや、だからお前の奥義が」
「奥義じゃないわよ。ただペロペロしただけでしょ」
「いや、お前が成長したんだ。俺の知らないところで!勝手に」
「なんで、そんなに早いのよ!」
「だって俺、今日のために7日も我慢して・・」
「だからじゃないの。敏感になって」
「でもお前の舐めずりは、今までなかったのに」


沈黙と深い眉間の2人


「なんで我慢してくれないの」
「我慢してるよ」
「それで、あれなの」
「そうだよ」
「この前なんて2分だったし」


少し頭に血が昇る、男


「そういうこと言うなよ」
「今日なんてまだ」
「もう一回」
「うん、でも早すぎるし」
「次は大丈夫だから」


戯れもなしに目的のみを達成する、2人


「なんで4分なのよ」
「計るなよ!ふざけんなよ」
「前の人はもっと」
「そういうこと言うなよ!」
「だって」
「そういうこと言うなよ!じゃあ、そいつのとこ行けばいいじゃないか!」
「ユー君のほうが好きだし」
「じゃあ」
「でも、」
「言うなよ!」
「・・・・」


しばしの隙を置いて
ユーメが切り出す


「そいつは長かったのか・・」
「20分とか30分とか、」
「あーむかつく!マジ、コイツむかつく」
「ごめん。でも私もほんとに結構悩んで」
「クソ、お前ホントに浮気してるんじゃないのか」
「なんでそうなるのよ!」
「ふざけんなよ!早いだなんだの!前の男はどうとかマジで失礼だかんな!」
「だって、もう少し」
「俺だってできるだけ、頑張って」
「下手くそだけどね」
「ふざけんな!クソっ!まじ許さねーぞ!お前!」
「下手だし、早いし!」


テーブルを蹴飛ばす、ユーメ


「クソっ!くそっ!」


ユーメは近くにあった本を手に、イケルに投げつける


「痛い!物とか投げないでよ」
「ウルセェ!お前だって言っていいことと悪いことがあるんだよ!」


イケルも怒りが込み上げてくる
二人は怒りの螺旋階段を上る昇る
昇り切った段は崩れ落ちた
互いに、怒りの螺旋階段を昇るしかなくなって


怒りが達した時にしか出せない言葉


「早漏野郎!」


ガタン!ドカッ!


ユーメはイケルの髪を掴んで
押し倒した
「キャ」
恐怖で、叫び声が詰まるイケル


「ざけんな、ふざけんな!」
女の身体を揺らす男
頭部の彼方で、殴るな殴るな、必死の声が呻く
怒りと理性が激しく格闘する
(言うなよ、言うな)
もう一言、性的侮蔑の言葉が出たら
確実に怒りが超えていく


泣キベソのイケル


「わ、私、もう!飛び降りる!」


身体の揺さぶりと拳の恐怖から混乱に落ちたイケルはユーメの拳を力の限りで振り切り、
1DKの部屋のベッドに乗り、窓を開けて身体をサッシ越しに浮かす
しばし呆然と見つめるユーメ


ヤバいマジだ


「待て!」



怒りの螺旋階段の昇る足が屋上に辿りいて、なお、怒り続ければ
屋上の先は・・・


・・・・


女の背中に必死に抱きつく男
「早まるな、わるかった、悪かったよ」
「もう死ぬ」
「3階じゃ死ねないだろ・・」


そのままベッドに引き戻す


そのままに、
した這いずり


「ユーくん、もっと、、もっと、して」
「うん」

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またおっぱじめちまった
二十才のサガだし、


怒りの屋上の先はベッドだったか
性的激情をSEXとかいう快楽劇で沈めた


25や69をグルグル、グルグル、螺旋しやがって
40分も前戯だけに費やしやがった
ユーメは訳も分からず涙が流れちまって、イケルの果実に愛垂らし続けたさ
流れ落ちる涙と唾液と愛液が重なりあって、愛のカクテルができたさなんて野暮ったいこというんじゃねぇぞ、
イケルも泣いたさ
二人して涙流しながら泣淫しましたよ
見ろよ
女は感じるどころか、ワンワン犬みてえに泣いちまってよ!
男は犬みてぇに泣きながらペロペロしやがってよ!
顔くしゃくしゃにしちゃって、まあ


男は自分の快楽は後回しで必死に時間かけて愛撫したってさ!
女はひでぇこと言っちまったってよ。ゴメンナサイなんて言いながらしっかり受け止めてさ!なかなか聴けねえ極上の泣き喘ぎなんかで応じて頂けりゃ39ってなもんじゃねぇか!


どうだい、どうだい、どうだい!!!


できんじゃねえかよ!
相手のこと想いやりやがってよ!!
一悶着あればできんだな
人間なんて素じゃ意地っ張りの見栄っ張りの探りっ張りじゃんよ!


剥き出しさらりされよ!
綺麗に化粧した可憐なお顔の華麗に施したその紅でナニ染めてる心はすっぴんだべ


むきだしひらりえちたまれよ!