なあ、ササラ
なんじゃ、ハミル
ハミル「戦の時ってどういう心境なんだ?」
ササラ「そうじゃな,ワシの場合は勝利を信じておるだけじゃよ」
ハミル「負けたらどうするとか考えるのか」
ササラ「そんなこと考えておったら,負けるに決まっておるわ」
ハミル「人を斬るのって怖くないのか」
ササラ「やらなきゃやられるわ,ワシが生きたのはそんな時代じゃ」
ハミル「そんなに天下が欲しかったのか」
ササラ「フフフ,考え方は人によるがな」
ハミル「どういうことだ」
ササラ「日の本を1人が治めれば,戦はなくなるじゃろ,平和になるじゃろ」
ハミル「ササラはそう考えたのか」
ササラ「ハッハッハ,ワシの時代はそんな人間はおらん,建前じゃよ」
ハミル「天下を欲したのは欲か」
ササラ「その欲を持てるのは,一握りじゃよ,ほとんど自国を守るのに必死じゃ」
ハミル「お前,ハミルENを自分のものにしようなんて,思ってないだろうな」
ササラ「なにを言っているんじゃ」
ハミル「ハミルENはみんなの家だからな」
ササラ「わかっておるわ」
ササラ「青臭いのが来たぞ」
ハミル「レイナ!」
お待たせ
ハミル「レイナは優しいよな」
レイナ「ありがとう,ハミちゃん」
ササラ「すぐ殺られおるわ」
レイナ「うるさいわね,あなたの臣下にはならないわよ」
ササラ「弱虫がほざきおるわ」
ハミル「ケンカはやめるんだ」
レイナ「私はお友達がいればいいのよ」
ササラ「フン,殺してしまえホーホケキョ」
レイナ「泣くまで待とうホットキス」
ハミル「ぶちゅー」