なあ,パンク
ハミル
ハミル「何か企んでいるのか」
パンク「何を言っているの」
ハミル「みんなの噂になってるぞ」
パンク「そう」
ハミル「危険なことやってないか」
パンク「大丈夫よ」
ハミル「ササラが心配してたぞ」
何をしておるんじゃ
パンク「フン」
ハミル「・・・」
パンク「来たわね」
フリカ「ただいま参上しました」
パンク「ご苦労様」
フリカ「フリカと申します,宜しくお願い致します」
ハミル「ハミルと申します,宜しくお願い致します」
パンク「フリカ,計画はどうなってる?」
フリカ「ええ,事は順調に進んでいます,ただ1つ気になることが・・・」
パンク「なに」
ハミル「レイナ!」
それな!
フリカ「!まずい!」
パンク「大丈夫よ,レイナは味方よ,賛同してくれたの」
レイナ「うっとりしちゃうわ」
フリカ「・・・」
ハミル「計画ってなんだ」
パンク「うん,戦を終わらせるのよ,これからは話し合いで解決していくの,みんなが手を取り合って協力していく世の中をつくるの」
ハミル「戦のない世の中」
レイナ「うっとりしちゃうわ」
フリカ「そうです,上杉,北条,伊達,他にも各地の大名と接触しています,賛同してくれる者も多くおります」
レイナ「うっとりしちゃうわ」
パンク「まずは銭を統一するの,売買が成立するようにするのよ,米が足りなければ米の豊富な国から購入できるし,塩が足りなければ海のある国からね」
レイナ「美しいわ」
ハミル「・・・」
パンク「フリカ,気になることって」
フリカ「ええ,ササラ殿の家臣の猿みたいな」
パンク「ユウコね」
怪しいのう
フリカ「ええ,かなり警戒しているようで」
パンク「あいつね,ちょっとまずいわね,ユウコは勘だけは鋭いから」
レイナ「ユウコは私に任せて」
ハミル「何か作戦があるのか」
レイナ「カニよ!」
ハミル「ササラが怒らないか心配だな・・・」