花日和 Hana-biyori

かえるのエルタ

中川 李枝子 作、大村百合子 絵/福音館創作童話シリーズ


ぐりとぐら作者&絵の姉妹が描く子ども向けファンタジー。家庭文庫の勉強会の課題図書でした。

正直言って、私には、面白いファンタジーではなかったかなあ。カエルは好きなので、導入はすごく引き込まれました。

―――あらすじ
道の途中で赤い目のカエルに出会ったかんたは、エルタと名付けて家に連れて帰ります。実はエルタはゴム製のおもちゃでしたが、あるとき突然話をし始め、かんたと一緒に「うたえみどりのはっぱごう」で不思議な世界へ出かけるのでした。
―――

壮大なファンタジー世界というよりは、ふだん遊んでいた草むらを掻き分けたらそこには…というような、ひそやかな子どもの喜びが詰まっています。終止明るく無邪気な感じで、夢と現実の区別がつかなかったころの世界ですね。

ちなみに私は子どものころ、近くの川にゾウくらいの大きさのドブネズミがでると思っていて、しばらく経ってからそれは夢でみたんだと気づきました。

これは、そういう子ども時代真っ盛りに読むとよいお話だと思いましたね~。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「読書」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事