花日和 Hana-biyori

先生と僕


台風が来るのは分かっていて美容院を予約し、出掛ける時に雷雨だったけど頑張って歩いて美容院まで行きました。終わってから、駅前の本屋さんへ。

たまたま友人が働いている日で、久し振りに会えてテンションが上がってしまい、友人が作ったという夏目漱石特集の棚をご案内してもらった勢いで関連マンガを2冊買いました。まあ、もともと好きなので…。

おもしろエピソードの宝庫、夏目漱石の人生(のなかの色々)を4コマ漫画で紹介してるもの。知っているエピソードもいいけど全然知らない事がたくさんあって面白いです。

たとえば、あんまり人が来るので面会は木曜日と決めた木曜会は、寺田寅彦だけ木曜日に来なかった(人が多いから他の日に来ると堂々宣言)とか、寺田寅彦が弟子たちの間で「別格」扱いになっていたとか。

漱石は弟子の皆に「自分が一番先生に愛されている」と思わせる何かがあったらしく、「自分のもとへ来る者には誰にでもそういう感じを抱かせる一種の魅力があった」と弟子の一人が書いているそうです。

以前読んだ、寺田寅彦の、追悼文みたいな漱石への思いを綴った文章を思い出したなあ。

学生時代同居したという満鉄総裁の中村是公との交流は初めて知ったけども、是公氏の豪放磊落な感じがいいですね。確かに意外な組み合わせ。

まだ読み終わっていないので、続きはまたゆっくり読みます。



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