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花日和 Hana-biyori

「おいしい給食」は息子とみるのにいい

最近「孤独のグルメ」の学校給食版とも言えそうなコメディドラマ「おいしい給食」を配信で見ています。

市原隼人演じる「給食のために学校に来ていると言っても過言ではない」という中学教師が、毎回給食をいかに美味しく食べるかというリアクション芸を繰り広げています。市原隼人の振り切れた怪演が素晴らしくて笑ってしまう。

孤独のグルメと一番違うのは、中学1年生のある男子生徒が、給食の食べ方でこの先生と静かで熱いバトルを繰り広げること。

常に給食の献立を気にして微笑んでいるくりくり目の少年が、先生をめちゃめちゃ凌駕する美味しく自由な食べ方(マイどんぶりを持ち込むとか)をしてドヤ顔してきます。うざい、けど面白い。


ビン牛乳とか微妙に古いな、と思っていましたら、伊藤博文の千円札がさり気なく映ったので完全に昭和、1980年代の設定のようです。

息子(16)と二人の晩ごはんで、テレビで見たいものがないとき視聴しはじめたのですが、ソフト麺とかコッペパンとか懐かしい!ということで「俺/お母さんのときはこうだった」的な会話も弾んでおります。恋愛要素や暴力もないのでとても見易い。

またこの先生が本当に給食のことしか考えていなくて、生徒を突き放している態度なのもいいです。

威圧的な正論で指導はするけれど、生徒と仲良くしようとか良い影響を与えよう!などの熱血感がこれっぽっちもありゃしないのが、たいへん好ましいと思って見ています。

「おいしい給食」公式サイト
すでに映画化もされシーズン2が10月放送予定。流行りにはとても疎いです。


こちらは今日の晩ごはん。
塩鮭、ほうれん草のごまあえ、冷しゃぶサラダ、小松菜のお味噌汁。

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