後日に書いております
わが家は2週間に一度シャンプーをしますので
シャンプー前に爪切りと足回り、お腹の毛をカットします
カーロは2週間に一度、肛門腺を絞らないと落ち着きません
里親様には絞り方をお伝えします
カットはこんな感じです
このバリカンは便利です
ペット用は何でも高い、これは人間用です
ヘッドが小さく、替刃も当然犬用より安い
お腹の毛はアタッチメントを付けます、短くし過ぎるとチクチクして舐め出して皮膚病に発展してしまいます
毛並みに沿って(毛並みに逆らうと短く成り過ぎてチクチクします)刃を立てずにバリカンの平らな部分と並行にカットします
オシッコが付く所は衛星的にカットしてしまいます
立って歩いていて見えない所は短いほうが衛生的です
みぞおちあたりまで、カットします
足先の肉球廻りは
水かきを甲の方から中指と人差し指で押し出して
出来るだけ拡げて平らにします。
デコボコしていると出っ張る所にバリカンの刃が当り怪我の元です
水かきの小口のお肉も引っ掛け易いので要注意です。
アタッチメントは付けずに剃ります
(両手を使っているので画像無しです)
きれいに剃れなくても
小さなハサミ(ボブバサミ)で整えます
カーロは触られるのが好き、気持ちが良いようでいつもこんな感じです、良い子なんです。
甲の部分は
コーム(くし)で指の間の毛をかきだして
スキバサミでカット
カメラマン兼トリマーなのでこんな写真ですが
必ず左手でしっかり押さえて下さい
ハサミの方向は必ず指に平行に
下の写真のように直行方向は絶対に駄目ですトラ刈りに成ります
最後にボブバサミで揃えます
後ろ肢も同じ
耳の毛は1カ月に1回位スキバサミでカットします
飾り毛は地面に付かないように
ウチは汚れるのが嫌なので短めに指節(手首の関節)までスキバサミで自然にカットしています
(カーロは若いからか?ホルモンバランスか?後肢の飾り毛伸びません、なので前肢を少々切る程度)
シッポの毛も飛び出た所は普通のハサミで切り揃えます
ヒゲは気に成った時、週1回か隔週に1回ボブバサミで切っています
コームでとかしては切り
何度も何度もその繰り返しをして整えます
耳の縁もスキバサミで揃えます。
耳の毛、特に耳の縁はハサミを使いなれないと危険なのでお勧めはしません
軟らかいので縁を切り落としてしまう事故もよく聞きます
今回はやらなかったので古い画像ですがこんな感じ
因みに、耳毛もお髭カットも単に美容目的
飼主さんの好みの問題です
肢の裏は一般家庭では肉球の間にバリカンをかけるのは難しいでしょう
ただ毛が伸びると室内で滑り易く成りますし
汚れが付き、洗っても乾き難く皮膚病の元になりますので
ハサミで切れる範囲は切って衛生的にして欲しいと思います
爪切りに関して
カーロ達はしっかり散歩をさせているので
後ろ肢は切らなくても大丈夫ですが
前肢は伸び易いので必要な所と狼爪(親指)は必ず切っています
爪切りをしないと指が地面に付かず関節自体が変形してしまいます
小型犬に多いのですが、散歩もされないし体重も軽いので
爪が伸び過ぎて指が曲がっていたり狼爪が一回転して肉球に刺さりそうな犬も居ます
爪切りを侮るなかれ
また、ダブルコートの犬種は安易にサマ―カットをされるのは危険だと思います
全身バリカン刈りを繰り返すとトップコートが伸びなかったり減ってしまい
アンダーコートだらけの毛玉に成り易い毛質に変わってしまいます。
シングルコートのトリミング種以外は
有るべき毛を切るのは紫外線対策としても如何なものかと思います。
トリミングを習う前はそのような事も知らずに
飼い犬のゴルを年中ラブラドールカットにしていました。
毛質が変わり、毛玉に成るので伸ばすのも大変になり、伸びてはカットを繰り返してしまい
カットの影響ではないかもしれませんが皮膚がんに成りました。
なのでむやみに切らない
トリマーであれば常識の知識です
切る前にトリマーさんからアドバイスが無かったら
アドバイス不足だと思って下さい
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シンちゃんは前回のシャンプー時におしり側の毛をむしった時
えらく怒っていたのに
今回はおしりとシッポのブラッシングもさせたし
足の裏も以前は抵抗してカットもそこそこだったのに
今回はバリカンでカットもさせてくれました
またまた進歩です
出来上がり