この前の水曜日(10日)息子がお世話になっている施設から お医者様の診断書が出来上がっておりますとの連絡を頂き今日行ってきました。
成年後見人制度を申請するには様々な書類が必要で 施設には家裁仕様の
「本人情報シート」の作成を そしてその情報シートと本人を見てのやはり
家裁仕様の「診断書」をかかりつけのお医者様に書いてもらわなければなりません。
毎週火曜日に施設に来て診察 その他施設への医療的アドバイスをして下さっているドクターに診断書を書いて下さるように施設の方にお願いしていたものです。
受け取った書類に不備はないか目を通すと 分かり切ってはいることなのですが 息子が何も出来ない 分からない 全く判断能力の無い人間で有ることを今更ながらに突き付けられた気持ちでやり切れなくなりました。
息子はいつもニコニコしています。 ありったけの能力を使って一生懸命
お話をします。でもそれは私にだけ通じるお話で 第三者から見れば
それはオウム返しであり意思疎通の出来ない会話となります。
診断書の仕様は誰が見てもそのように見えるというところにチェックを
入れるようになっているので仕方のないことではあります。
やりきれない気持ちのままの帰り道 守谷の「四季の里」公園に寄ってみました。 何かしらの花が咲いていれば気持ちが和らぐかと思いましたが
公園は冬景色でした。
梅林のあたりも間違って咲いてしまったと言うような感じでポツリポツリと
数輪の梅が咲いているのみで枯れ木のようなありさまでした。
メタセコイアも枯れ枝を広げているのみです。
山茶花が寒さに当たらない枝葉の奥で数輪咲いていました。
さー 書類も全部そろったので来週は家裁に申請に行こうと思う。
意に沿わない後見人制度を甘受するために。