もう23年も前のことなんだけど
犬と暮らしたくて仕方なかった私の家族は
休みのたびにペットショップを見て回っていた
当時は今ほどペットショップから動物をお迎えすることに抵抗もなく
小さい犬がいいね、ポメラニアンはどうかな?
なんて言いながら近所の小さなペットショップに行った
そこには大きくなってしまった、多分生後5ヶ月くらいのコーギーの男の子が満面の笑みで入口のサークルで愛想を振り撒いていた
店内の小さい展示用ゲージにはもう入らなくなってしまったんだろう
夫が「大きい子はダメなんだよ」といい
私は「可愛い…でもごめんね、お父さんがダメって言うし…うちは女の子に来てもらうんだ…」
そんな感じで帰宅したけれど
私の心の中にはコーギーが…犬といえばもうコーギーしか考えられなくなってしまっていたんだ
そしてその後運命の出会いがあってハナを迎える事になったんだが
あの、小さなペットショップの外のサークルにいた、陽気な男の子コーギーはどうなったんだろう…
23年前の事なのでもうお空組なのは間違いないけれど
幸せに生きたかな?と思ったりする…
今日何かのテレビで犬のために一戸建てを購入した話をしていたが
我が家もまさにハナのために戸建てを買いハナのために1階には和室なしの間取り
庭を歩けるように駐車場も1台分に設計したんだった
近頃はコーギーを見ると我慢できずに待ち伏せして撫でさせてもらったりしている迷惑なコーギーおばさんだ…