裏磐梯ペンション花きりんオーナーの太腕繁盛記

裏磐梯の四季折々の情報と花きりん周辺情報を写真付日記形式でお送り致します。

ついに完成!吟醸純米酒「花きりん」誕生!

2007-03-28 17:55:05 | Weblog
ついに!完成いたしました念願のオリジナル吟醸酒!「花きりん」!昨年4月の田植えから始まり、秋の刈り入れ、そして冬の仕込みと一年間をかけて、ようやくおいしいお酒に育ちました。原料米は「夢の香」100%、いま福島県のいちおしの好適米です。この米をつかって各蔵元では新しい福島の日本酒造りに精を出しています。今回は会津若松の末廣酒造(嘉永蔵)さんにお世話になりました。精米歩合は50%、米を半分に削り、おいしい真ん中の香り高い部分を使用しています。つまり、大吟醸酒ということになります。味わいはやさしさのなかにフルーティで、ほんのりとした甘みがあり、大吟醸の香りが漂う味わいとなりました。まずは一杯召し上がれ!



ラベルは何十年ぶりに握った筆で書いたので、お恥ずかしい字ですがこれもひとつの味わいと勝手に思ってます。



新酒の瓶詰め作業に時間がかかるので、その間、末廣酒造さんのご好意により利き酒大会がありました。参加者は真剣な表情で、原酒、辛口、甘口、純米、大吟醸と一度飲んで、その後、ラベルをはがした同じ酒瓶5本をそれぞれ飲んで味を当てます。これが意外と難しい。五種類飲んだ後にまた五種類飲むと舌がバカになって、いまいちわからなくなるんですよ。特に、原酒と大吟醸はわかりにくいね。それでも全問正解は3名もいました。ちなみに私は3問正解、努力賞をいただきました。




そうこうするうち、瓶詰め作業も終盤を迎え、後は王冠はめて密封します。




どんどんおいしいお酒がはいってく~!




最後に王冠で密封



そして、自分のオリジナルラベルを貼って完成です。ラベルのデザインは皆さん、思い入れがあるようで、趣のあるものばかりでした。



優秀なラベルデザインは、佐藤工場長より表彰されました。




最後に、お酒の会の一年間の労いと感謝の言葉を工場長よりいただき、会をしめました。しかし終わったや否や、お酒の会をお手伝いいただいている鈴木節子さん(会津若松市)が、わざわざ東京や名古屋から、わが故郷の会津へ来てくださっていることを聞き、御礼をこめて「野口英世の歌」を歌ってくれました。会津弁のここちよい歌でした。伴奏のない生の歌って、感動しますね。ほんとに!

ということで、楽しいひと時を過ごさせていただきました。

さて、皆さん!ちょっと飲んでみたくなったでしょ!
それでは、特別に6本分(お1人様、1本まで)お譲り致しましょう。
お値段は1本720ml(純米大吟醸酒)3,000円(税込み)です。

ご希望の方は、下記まで御連絡をお願い致します。

メールアドレス:aoki@hanakirin.com
ペンション花きりん青木まで