裏磐梯ペンション花きりんオーナーの太腕繁盛記

裏磐梯の四季折々の情報と花きりん周辺情報を写真付日記形式でお送り致します。

新酒!純米吟醸酒「花きりん」まもなく誕生!

2007-02-25 19:07:55 | Weblog
先日、昨年より進めて参りました会津若松市主催の「オリジナル純米吟醸酒」造り(花きりん)の仕込みに行って参りました。今回は末廣酒造さんにお世話になりました。昨秋刈り取った酒米を蒸し、蒸し上がった米に麹種を植えつけ、麹を造り、慎重に醪(もろみ)タンクに移し、酒母造り(酵母菌の培養)そして今回の「仕込み」という工程に入りました。

麹室(むろ)の中は一定の温度に保たれ、蒸し暑い状態。杜氏さんも上半身裸で作業に集中していました。
写真は目の細かいふるいで麹菌を散布(種切り)しているところです。
この作業をしているときは、誰も決して動いてはいけません。おしろいの粉を撒くように、種が風に舞ってはいけないのです。見ている自分(私)がかなり緊張してしまいました。

麹米を揉み上げ、麹米の温度が一定になったところで、布で包み、麹菌の繁殖を促します。そして、この後に麹が出来上がります。



細かい工程は省略しておりますが、上記の麹を使用し、今回の仕込みとなります。
タンクの掛米を崩さないように「櫂(かい)」という棒をを使って攪拌し、温度を一定に保ちます。そして酵母を発酵させ「醪もろみ」を造ります。
写真は一週間後の醪(もろみ)の状態。プチプチと泡がはじける音がします。順調に発酵が進んでいます。





特別に、上澄みを飲ませていただきましたが、甘酒のような味でした。
あとは、おいしい純米吟醸酒に育つこと祈るばかりです。

3月下旬には、瓶詰め作業に入り、待望の純米吟醸酒「花きりん」の誕生です。
出来上がりましたらご報告いたしますので、楽しみに待っててくださいね。




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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一杯一杯復一杯 (たてした)
2007-02-26 15:34:47
純米吟醸酒とは、またすごい、出来上がるのが楽しみじゃのう。
花きりんは、もともと「もてなし」が純米大吟醸じゃったが、これで、また一つお邪魔する楽しみが増えたのう。
自慢の料理と一緒に、オーナーと昔話をしながら、一杯一杯と杯を交わしたいものじゃ。
出来上がりを、待っておるぞ。
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たてした翁!まずは一杯!どうぞ! (花きりん)
2007-02-27 00:54:54
出来上がりましたら、ぜひ、一杯お試しください。お気に入りになられましたら、数は少ないのですが、お譲りすることもできますよお楽しみに!
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期待してます (なおママ)
2007-03-01 18:02:08
トムテ君のパパさん・ママさんこんにちは

昔、酒屋でバイトしていたので試飲は得意でしたよ。ドンペリから、真澄の樽生酒までいただいていたので、「花きりん」さんの、お酒とっても楽しみ なのですが、20歳の時に3日酔いをしてから、禁酒したので(日本酒のみ)、うちの旦那が飲みたがると思います

雪がとけたら、またお邪魔したいですね。
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純米吟醸酒「花きりん」で解禁! (花きりん)
2007-03-02 00:35:00
禁酒は、今回のお酒で解禁というのはどうですかね!?それとも禁2杯では?まずは、出来上がりましたら試飲をお願い致しますよ!!もちろん!ご夫婦で!チワワ一家はおあずけね!

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良い酒じゃ (たてした)
2007-04-18 11:31:19
早速に送ってもらい、休みの日に肴を用意して楽しみに飲ましてもらったが、実に美味かった。
まずは、神棚と仏壇、そして床の間と一杯ずつ差し上げて行くうちに、家中に実に良いかおりがたち始めた。
やはり吟醸だけのことはある。
味のほうも、きりりとした辛口で、花きりんの魚料理にもよく合うじゃろう。
もっとも、ワシじゃと前菜にスープと魚料理だけで1本空いてしまって、その後の肉料理はよう食べられんようになってしまうじゃろうが、、、、。
自宅で飲むのもよいもんじゃが、そちらに行って、飲むのも、また楽しみじゃ。


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