From はなみがわ学習塾

千葉市花見川区にある小さな塾です。
"地域の勉強部屋"を目指しています。

きっかけは、国語の問題集

2015-03-20 15:10:20 | 日記
授業はお休みですが、テキストを注文したり、来年度のプリントを作ったりなどなど、
教室で仕事はしています。

今日は、いつも教材を購入している、教材会社の「日本教育出版」の営業さんがいらっしゃいました。
「ブログを見てます」と言われたので、見ている人もいるもんだな、と思って、
やはりマメに更新はすべきなのだな、と改めて思いました。

さて、先日の訃報、「モモちゃん」シリーズの作者、児童文学作家松谷みよ子さんに続き、
今日は今江祥智(いまえ・よしとも)さんが亡くなった、というニュースでびっくりしました。

今江さんの作品は、
改訂前の中1国語の教科書に「麦わら帽子」という作品が載っていました。
また、これまた改訂前のテキスト「コア6」でも今井さんの文章が使われていました。
今私がわかるのはこれだけですが、
他にもあちこちで今井さんの文章が国語の問題文になっているかもしれません。

凜としたなかにもやさしさのある今井さんの文章が私は好きだったので、
今回の訃報は本当に残念なのとともに、
また著名な児童文学作家が亡くなってしまったのかと思うと、
寂しさを感じます。

塾で使っている国語のテキスト「コア」もそうですが、
塾の問題集には、たくさんのいい文章が載っています。
先日も、ある塾生から、
「読書の時間に読んだ本がコアに載っていたのと同じだった」という
うれしい声が聞かれました。

問題文の最後には出典が必ず載っているので、
私は、授業で読んで気に入った筆者や作品があると、
よく、図書館でその本を借りてきて、読むことがあります。

高校受験や大学受験のときには、
問題集や模擬試験で出されていいなと思った文章は、
著者名と作品名をリストにしていました。
特に、外山滋比古さんの文体が気に入って、
大学では文学部に進むきっかけにもなりました。

これからも、国語の問題をきっかけに、
読書が広がっていってくれれば、と思います。
そして、教材会社さんも生徒の心を掴むようないい文章でいい問題を作ってくれれば、
と思います。


これは、自慢ですが(笑)、
偶然にも、松谷みよ子さんとひとこと言葉を交わしたことがあります。
仕事で、たまたま取り次いだ電話が、松谷みよ子さんからのでした。
テキパキした話し方が、まるでモモちゃんのお母さんのようなイメージと重なりました。
私の大切な思い出です。



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