昨日の朝洗濯場の屋根の下で野良猫の一生は終わりを告げていた。
ビール箱の中に新聞を敷いてタオルを掛けてやってはいたけれど、
きっと冷え込んでいたであろう夜半に孤独なる旅立ちをしたのだろう。
お線香の煙を揺らしながら南天の葉先にお水をつけて、
口元に流し込んでやった。
火葬場に予約の電話を入れた時、
感染予防のためビニール袋に入れてくださいとの事、
ビニール袋を2重にしてぶーやんを包み込み、
姫ちゃんの食べていたおやつの子袋を少々と、ちゅーるの好物を2本と、
センネンソウの小花を3本胸元に置いてタオルを掛けて蓋を閉じた。
風呂敷に包み山の中の火葬場へ送り届けて私の使命は終わった。
家へ迷い込んできて3か月ほどはひもじさも孤独も忘れてくれただろうか。
火葬場の傍に動物センターがあって、寿命を終えた動物たちと一緒にいつの日か火葬にされると思う。
まるで駆け込み寺のように家へ助けを求めてやってきた
わんこやにゃんこたち、
このおばあさんも、ぶーやんの見送りが最後かもしれないと思う。
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後片付けに裏庭に出ると・・・まぁ~
カラーの青々とした葉っぱが全部食べられてさ、
黒っぽい幼虫が2匹茎の後ろに張り付いている。
キアゲハか何か、蝶の幼虫だろうか。
蝶の幼虫も蛹になるまで山椒の葉っぱを運んできたりして
世話をしてやったけれど、自分の体持て余している今、
もう何もできないと思う・・・眺めているだけ😷