2022年の始まり、
普通の生活だけど、
一応良い年にしたいという欲と二人連れで、
大海に舟をこぎだす。
どうか宜しくお願いしますとご先祖様に手を合わせて、
もう少し寝ようとしていた時、
真夜中いきなり夫が大きなうなり声を上げ始めた。
お父さん！ お父さん！
ごうごうと唸っているので体をゆすって起こす。
救急車を呼ばなあかんかもって頭の中で考えていた処、
あ～怖かったと夫が目覚めた。
夢でも見たんかと聞くと、怖い夢を見たという。
寝る前に洋画を観ていたからか、読書の精か判らないが、子供じゃあるまいし嫌になる。
どんなに心配したか知れない。
物語の中に陶酔してしまうのだろうか。
病気でなくて良かったけれど、危ない危ない。
手書きの寅さん作成
