須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

花月のお料理(19)~夏の八寸

2020-08-02 05:48:19 | 花月のお料理
梅雨も開けましたね。

ガラスの器も爽やかに、夏の八寸をいただきました。以前も書きましたが、八寸は宝石のよう、夏の宝石がちりばめられ「どれを食べようかな」とワクワクします。



紹介したいのは「丸十(まるじゅう)」。丸十とはサツマイモのことです。薩摩の家紋が丸に十の字を書いたものなので、サツマイモのことを丸十と呼ぶそうです。今回、丸十はレモン仕立て、サツマイモの甘味とレモンの酸味が良く合って、さっぱりといただきました。

今回夏の八寸は、お酢を使ったものが多く、「キュウリとしまあじの砧巻(きぬたまき)」や昆布巻きなども爽やかでした。トマトの煮込みを「ほおずきの実」に見立てたしつらえも、酸味をやわらげた味付けで上品でした。



花月のお料理(18)~胡麻豆腐

2020-08-02 05:20:01 | 花月のお料理
胡麻豆腐は高野山の名店が最も有名で、それこそが日本一、日本の胡麻豆腐史上最も美味しいと思っていましたので、今回は驚きました。

高野山の胡麻豆腐はお土産ですので個別包装されていいます。市販の卵豆腐を少し固めにしたような食感です。もちろん胡麻の風味もしっかりしていますし、絶対的に美味しいです。う~ん、お菓子に例えると「プリン」の食感とでも言えばいいのでしょうか。プリンはミルクと卵は混じりあって「プリン」となり、混然一体の味わいが美味しいんですよね。

今回の胡麻豆腐、お菓子に例えると「バスク風チーズケーキ」かなぁ?もう一味チーズの味が際立つような・・・お菓子に詳しくないので、的外れだったらごめんなさい。この胡麻豆腐、豆腐の味と食感が木綿豆腐なみなのに胡麻の風味が強く、一口で二つの食感が味わえるのです。
写真では、あまり伝わりませんね。食べるっきゃないですよね。