こんにちは、半次郎です。
昨日、近畿・東海地方が梅雨明けし、関東地方の梅雨明けも時間の問題となりました。
天気予報上では梅雨明け間近ですが、外は梅雨明けと言っても良いほどの晴天です。
・・・と書いて気になりましたが、少し雲が多いですかね。
ま、概ね「晴れ」でよろしいかと・・・。
さて、嬉しいニュースです。
落語家の柳家小三治さん(74歳)が、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定されるとのことです。
師匠である五代目柳家小さん、現役の上方落語の第一人者、三代目桂米朝さんに続いての認定で、噺家としては三人目の快挙です。
これは凄いことですよ。
小三治さんは人物や情景を巧みに描写し、ひょうひょうとした味わいのなかに自然なおかしみを醸し出す芸が、古典落語を正しく高度に体現していると評価されたそうです。
半次郎は、何年前だろう?
おそらく15~6年前になるでしょうか、先日亡くなった義母と一緒に、上野の鈴本演芸場らへ落語を聴きに行った時、主任(トリ)が小三治さんでした。
何の噺を聴いたのか、今はもう忘れてしまいましたが、トリがハネた後、まだ小さかった娘のトイレに時間がかかり、みんなで館内のトイレ前に居た時のこと、偶然、身支度をして出てきた小三治さんとバッタリ遭ってしまいました。
義母が会釈をすると、小三治さんも照れたように会釈を返してくれました。
会話は交わしませんでしたが、ほのぼのとした空気に包まれた時間でした。
その時の小三治さんの出で立ちは、その頃バイクに凝っていたと言われている頃で、バイクに乗るような皮のジャケットと皮のズボンを着ていました。
義母はその時の感動(?)が忘れられなかったらしく、その後テレビで小三治さんを見掛けると必ず、「あの時に遭った人だね」と言っていました。
その義母は、先月の6月25日に亡くなりました。
92歳でした。
今頃、天国でさぞや喜んでいることでしょう。
「あの時に遭った人だね」と言って・・・。
From 半次郎
昨日、近畿・東海地方が梅雨明けし、関東地方の梅雨明けも時間の問題となりました。
天気予報上では梅雨明け間近ですが、外は梅雨明けと言っても良いほどの晴天です。
・・・と書いて気になりましたが、少し雲が多いですかね。
ま、概ね「晴れ」でよろしいかと・・・。
さて、嬉しいニュースです。
落語家の柳家小三治さん(74歳)が、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝に認定されるとのことです。
師匠である五代目柳家小さん、現役の上方落語の第一人者、三代目桂米朝さんに続いての認定で、噺家としては三人目の快挙です。
これは凄いことですよ。
小三治さんは人物や情景を巧みに描写し、ひょうひょうとした味わいのなかに自然なおかしみを醸し出す芸が、古典落語を正しく高度に体現していると評価されたそうです。
半次郎は、何年前だろう?
おそらく15~6年前になるでしょうか、先日亡くなった義母と一緒に、上野の鈴本演芸場らへ落語を聴きに行った時、主任(トリ)が小三治さんでした。
何の噺を聴いたのか、今はもう忘れてしまいましたが、トリがハネた後、まだ小さかった娘のトイレに時間がかかり、みんなで館内のトイレ前に居た時のこと、偶然、身支度をして出てきた小三治さんとバッタリ遭ってしまいました。
義母が会釈をすると、小三治さんも照れたように会釈を返してくれました。
会話は交わしませんでしたが、ほのぼのとした空気に包まれた時間でした。
その時の小三治さんの出で立ちは、その頃バイクに凝っていたと言われている頃で、バイクに乗るような皮のジャケットと皮のズボンを着ていました。
義母はその時の感動(?)が忘れられなかったらしく、その後テレビで小三治さんを見掛けると必ず、「あの時に遭った人だね」と言っていました。
その義母は、先月の6月25日に亡くなりました。
92歳でした。
今頃、天国でさぞや喜んでいることでしょう。
「あの時に遭った人だね」と言って・・・。
From 半次郎
小三治は、飄々と演じるのに妙味があり、古典の発掘にも貢献しているとききました。
噺家は、お囃子とともに出てくるのは好いとして、噺のオチと共に消え失せるのが、落語では一番と思うのですが、小三治は存在感があります。
半次郎も昔は良く小三治師匠の落語に接しました。当時はライバルの円窓師匠と二人会をやっていて、よく聴きに行ったものです。
最近はマクラで、いろいろととりとめのない話題を振ってくれるようになりましたが、その当時からは想像も出来ません。
飄々とした語り の中口に、シリアスな口調が混ざって・・・、粋ですね。