半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

今月の言葉(2010年6月)

2010年06月12日 12時27分05秒 | 今月の言葉
こんにちは、半次郎です。

いつもなら梅雨の真っ最中の筈なのですが、今年は入梅が遅れていて、真夏日に近い夏日を多く迎えています。
今日もそんな一日で、10時の時点で温度計は27℃近くを指していました。
今年は暑い夏になりそうですね。

さて、今月の言葉です。


『 目に見えるものは

         間違いだらけ

  ならば

    心の眼で見てやろう 』


心にもないお世辞が耳に心地良く響き、愛想笑いの笑顔に接し、つい『優しい人だなぁ』と思ってしまう時があります。
でもそれは、相手側の都合の良いように、こちらを動かそうとの意図があってのこと。
意に添わないと分かった時に見せる不機嫌な顔や言葉が、その人の本質なのかも知れません。

おそらく、言葉の端々や表情の一部に出てはいるのでしょうが、こちらの目や耳は相手のお世辞や作り笑顔で麻痺してしまっていて、なかなか気付かないのが普通です。

そんな時は、心の眼で見てみましょう。
心が感じなければ、目で見たものも耳で聞いたものも嘘っぱちだと判断して良さそうです。

役者は舞台で、スラスラと気の利いた台詞を口にし、素敵な表情を見せてくれます。
でもそれは、台本に書いてあるから。
それがその役者の本心だとは誰も思わないでしょう。

あまりにも出来すぎた態度や笑顔に惑わされそうになったら、一旦、その場を離れてみるのも良いかも知れません。
少し時間と距離を置いて、改めて見てみましょう。
本当の姿が見えて来るのではないでしょうか。

目の不自由な方の方が、案外(と言っては失礼ですが)、相手の本心や物事の本質を見抜いていたりします。
相手の作り笑顔に惑わされることがなく、言葉の端々やイントネーションの微妙な違いなどで、感じるものがあるのだそうです。

例えば、私たちの身近なことで言えば、あの政治家の一連の問題がそうです。
法的には違法ではない、違法とは言えないと言うことですが、何か釈然としません。
法の裏をかいたと見る方が自然な気がします。
いつだったか記者会見の席上で、『同じ質問にはまとめて答える』からと、時間をかけて記者たちから質問を募っておきながら、いざ答える段になって『検察で調査中のため答えられません。』と応じた記者会見など、人としていかがなものかと思ってしまいます。
人として疑問符が付くのであれば、当然、政治家としても良い訳がありません。

これは一例に過ぎませんが、私たちの周りには、間違っていることがまだまだたくさん存在します。
それらに惑わされないように、物事を、心の眼で見てやろうではありませんか。

from 半次郎


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