こんにちは、半次郎です。
唐突ですが…、半次郎、スティービー・ワンダーのアルバムは結構、持っています。
スティービーは活動歴が長いので、それこそたくさんのヒットアルバムを出しています。
半次郎はその内、『トーキング・ブック』、『インナービジョン』、『ファースト・フィナーレ』、そして『キー・オブ・ライフ』、『ホッター・ザン・ジュライ』、そして『カンバセイション・ピース』を持っています。
中でも、一番良く聴いているのが、やはり『キー・オブ・ライフ』です。
最高傑作だと思います。
何せ、全21曲が全て名曲なのですから…。
このアルバムは、半次郎が学生時代に、LP2枚組+4曲入りボーナスEP1枚として発売されたものです。
当時としてはかなり高額で、半次郎には手が出ませんでした。
そこで、購入した友人らに片っ端から頼み込んで何とか貸してもらい、カセットテープに録音して四六時中聴いていました。
因みに、当時のLPの値段は総じて高く、1枚モノで2500円程度、2枚組だと3500円~4000円になります。
このアルバムは5000円程度したと思います。
まだ1万円に価値があった頃です。
それから見ると、今のCDは何と割安なのでしょう!
それはさておき、キー・オブ・ライフに話しを戻します。
これだけのクオリティを、一体どの様に実現したのでしょう?
聞くところによると、この時のアルバム制作に当たって、約1000曲もの作曲を行い、その中からこの21曲を選んだのだとか。
恐るべき才能の泉!
汲めども尽きぬ、無尽蔵の創作力!
そして、その才能に胡座をかくことなく、一つ一つ取捨選択するという地道な作業に労力を惜しまなかったことが、成功の最大の要因だと思います。
このアルバムは、1976年のグラミー賞で、
(1) 最優秀アルバム賞
(2) 最優秀ポピュラー男性ボーカル賞
(3) 最優秀プロデューサー賞
(4) 最優秀R&B男性ボーカル賞
…を受賞しました。
まさに総ナメです。
しかも、全米アルバムチャートの1位の座に、13週もの長きに亘り居続けました。
大変な偉業です。
このアルバムを聴く時は、偉大なるミューズの神に相見えるように、厳かで清らかな状態で聴きたいものですね。
例え寝転がって聴く時でも、気持ちの上では、崇高で気高い精神で…。
…ちょっと矛盾してますか?
from 半次郎
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