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半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
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“夕涼み”は古き良き時代の文化遺産!?

2014年08月21日 12時50分38秒 | Weblog

こんにちは、半次郎です。

今日も暑いですね。
ただ、今夜は雨が降るそうで、その後は少し過ごしやすくなるようです。
期待しましょう。

さて、夏の暑い時期は、涼しい所で涼みたいものです。
ビールを飲む妄想をしたり、避暑地に行く妄想をしたりしたのも、暑さを如何に回避するかという想いからに他なりません。

それでは今日は、その昔に行われていた夏の風物詩とも言うべき“夕涼み”にチャレンジしてみましょう。

昔は夕方のぼんやりと暮れかかる時間帯になると、涼しい風が吹いて来て、表に出るだけで涼を感じたものでした。

打ち水をして蚊取り線香を点け、団扇を片手に縁側や長椅子に座っている姿を良く見かけました。
これが、浴衣姿の艶やかな女性だと絵になる風景ですね。

 

因みに、昔の湯上がりの女性はホンノリといい香りがしました。
最近の女性は、いい匂いが強烈過ぎて、少しばかり辟易します。
ほんのりと香る程度で良しとして貰いたいものです。

さて、夕焼けの空が横丁の電信柱にあたり、長い影を作る頃、表に置いてある長椅子に腰をおろして、涼みます。

・・・いや、暑い。
全然、涼しくありません。

打ち水をしてみましょう。
灼熱のアスファルトでは、少量の打ち水など直ぐに蒸発してしまいます。
ホースで大量に撒きます。
足元がびしょびしょになりました。
風情の欠片もありません。

それにしても、全然、涼しくありません。
家に入ってクーラーにあたりながらビールでも飲んでた方が涼しいです。

熱帯夜ばかりで、今は夕涼みなんて出来なくなりましたね。
夕涼みは文化の化石になってしまったようです。
淋しいですね。

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