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半次郎の“だんごんがん”

要するに、居酒屋での会話ですね。
ただし、半次郎風のフレーバーがかかっています。
≪安心ブログ≫

天災は忘れた頃にやってくるのだ!?

2011年05月17日 12時26分23秒 | Weblog
こんにちは、半次郎です。

今後30年以内に、東海大地震の発生する確率は87%だそうです。
地震研究家がそのような見解を公表しているのだとか。
いわゆる“専門家の説によると”というヤツです。

しかし、今年の東日本大震災の記憶が鮮明な間は、来ないのではないでしょうか。
そう、根拠はただ一つ、『天災は忘れた頃にやってくる』というあの警句です。

東日本大震災も阪神淡路大震災から16年後でした。

自然の災害とは何と皮肉なんでしょう。
記憶が鮮明であれば直ぐに対応出来て、被害も少なくて済むのに。

…いや、無理かも知れません。
今回の津波だけは、今までに経験したことがありません。
記憶にないのですから、どう対応すればいいのか分かりません。

自然とは、人間がどれほど賢くなろうと、まだまだ知り得ない未知の部分が山ほどある、そんなものなんですね。
人間の知恵なんて、ただの悪あがきに過ぎないと、そう痛感させられました。

そう言う意味では、『同じ災害は二度とない』と言ってよくて、必ず、どこかが違っています。
その違っている部分が経験から判断が付くようなら、対処はそれ程難しくないのですが、判断出来ないようなものになると、どうして良いのか全く分からなくなります。
そうなるとパニックになります。

避難訓練も、想定出来る災害にしか効果はありません。
しかも、数年も経てば、この時の緊張感や危機感は薄らぎ、ただのレクレーションになってしまいます。
そこをどう解決するかです。

『天災は忘れた頃にやって来る。』

絶対に忘れなければ、天災は来ないと…。

そうだといいのですがねぇ。

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