今月から、BS松竹東急で「熱中時代・先生編」の再放送が始まった。
50代の夫と私は本放送視聴世代だ。
毎回を心待ちにして夢中で見た記憶が共通しており、我が家の「また見たいドラマ」の筆頭に上がっていた。
最近のテレビの番組表に「熱中時代」を見つけた時には、思わずガッツポーズが出たぐらいだ
仕事の関係でタイムリーでの視聴は叶わず、録画したものを休日にゆっくりと視聴した。
水谷豊さんの演じる北野広大先生は、フレッシュでとにかく一生懸命。でも空回りしてしまって悩むところもあったり…目まぐるしく変わる表情やしぐさは、心の中までも見えるようだ
船越英二さんの校長先生は、懐が深くて大人にも子供にも愛情たっぷり。豊かな言葉たちを自在に操っての演技は本当に素晴らしい
女優さん方の美しさや可憐さは記憶の中以上だ
ストーリーもよく練ってあり、あっという間に2話分を見終えた。
なんとなく心がきれいになったように思った。
「今度の先生は、北野先生みたいな若い男の先生でありますように」
小学生の私は何度も願ったものだ。
実際のところ、私が小学生である間に担任になった男の先生は、50代の白髪の先生のみだった。
この先生、生徒の間では、名前におじいさんのじいをつけて「〇〇じぃ」でとおっていた。
現在の私はあの頃の先生の年は超えたと思う。
名前に「ばぁ」を付けられても文句は言えないってことか