☆はぴはぴ☆ の 「お茶でも いかが?」

あったか~い お茶を飲んだあとのように

カラダも ココロも あったかく な~れ☆

あめだまの思い出☆

2012-01-05 08:51:59 | つぶやき






自分が若かりし時にお勤めしていた頃(笑)

少しずつ事務処理が機械化され始めた。

でも、まだ 人が手作業で多くのことを処理していた時代(笑笑)


処理作業の最前線にいた私たち…。

今のように受付番号で一件ずつ処理するわけでもなくって(苦笑)

勝手にぽん!って

置いて行くお客様もたくさんたくさんいらっしゃいました(爆)


年末は顔を上げる余裕さえもなくなり(苦笑)

顔を上げると、カウンターのすぐそばで

「まだなの??」という顔をなさった感じの人が迫っていました(苦笑)


もうすぐ受付終了の時間!!という差し迫った緊迫の状態の時、

「 あらっ!? こんなところにいたの?? 」という大きな声が頭の上でしました。


必死で事務をこなしていましたが、

「 わたし??? 」と思い顔を上げると記憶にはないお客様。


「 あの時はありがとう!

 あの後あなたを探したら

 中のほうでお仕事していたからなかなかお礼が言えなくって。

 今、何にもないけどこれあげるわ!(にこ)」って。


カウンターに置いてあった受付のお皿にザザザザァ~~~~って (えっ!???)

袋を引き割いて あめだま てんこ盛り!! (笑)


「 あの時は本当にありがとうね! 」


と言って去っていかれたお客さま。


後で思い出したのは

何かなくされて手続きにいらした時にご本人も動揺されていたのを

大丈夫ですと言いながら手続きをした

(多分、私も慣れていなかったので必死で対応していた)

その時の、赤ちゃんを背負っていたお客さまだったと思うのです。


そのあと私は本当に後方で事務処理の仕事を担当していたので

ずっとこんな機会を探してくれていたんだ、と思うと

今でも胸が熱くなります。


緊迫していた年末の締め際の空気が

まわりの方々を巻き込んでちょっとだけ和んだ気がしました。


お客様が全員帰った後に 職員にあめを配ると上司から

「 うれしかったでしょ?

 お客様はひとりひとりちゃんとあなたたちを見ているんです。

 人を見て対応するのではなく

 ひとりひとりにきちんと対応する姿勢が大切。」


昔はね、仕事忙しかったけど、

ちゃんと教えるべき事は教えてくれていた気がします。