グルメと健康・ダイエットの両立に悩む夫婦のブログ

食欲と健康とのジレンマに悩み葛藤する妻のりんりんさんと私の共闘ブログです。

ミシュラン信仰もほどほどに

2018-12-03 08:52:15 | 日記

先日、「ミシュランガイド東京2019」が発表されました。

 

「ミシュランガイド東京」は、2007年(平成19年)に発売されて以来、12回目の出版です。

 

三つ星を獲得する店舗は13軒を数え、初版の8件から、さらに増えました。

 

また、東京版の星付き飲食店の掲載数は484店で、ミシュランのお膝元であるパリ版の星付き飲食店の掲載数118軒を大きく引き離しています。

 

ミシュランガイドの元総責任者ジャン=リュック・ナレ氏は、東京の食文化のレベルの高さに驚いたそうですが、確かに世界的に有名な飲食店を訪れてみると、「この程度のお店なら、日本にゴロゴロある」と思うことが少なくありません。

 

ただ、「ミシュランガイド」を妄信し、過大評価するのも禁物です。

 

出版当初の調査対象は、品川区、渋谷区、新宿区、中央区、千代田区、豊島区、港区、目黒区のわずか8区に留まり、調査員はフランス人3名、日本人2名の計5名で、調査対象は約1500軒しかなかったと言われています。

 

フランス人の評価が大きく影響する「星の数」に、日本人が無理に合わせる必要はありません。

 

さらに言えば、たとえ日本人の調査員の評価であっても、「大きなお世話」であることに変わりは無く、自分の評価を合わせる必要など全く無いと思います。

 

もちろん「ミシュランガイド」の権威を信じ満足するのは自由ですが、「星の数」に慢心し、法外な料金を請求したり、予約が取れなくなったお店に魅力はありません。

 

調査対象から漏れた飲食店が大半であり、星付き飲食店よりも遥かに美味しい料理を提供するお店は、全国に無数にあると考えた方がいいでしょう。

 

「美味しさ」を判断するのは自分自身です。

 

他人の評価は参考程度に留め、自分の感覚を信じることが大切だと思います。


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