静岡に転勤で住んでいた頃、『掛川茶エンナーレ』と言ういわゆるビエンナーレとかをもじった芸術祭がありました。
お茶の温度は低めでと言いますが、静岡では、日常のお茶のいれかたに一工夫ありました。
②湯飲みで冷ましたお湯を急須に注ぎます
③茶葉をいれてしばらく蒸らし
湯飲みに注ぐのですが、
折角、茶処掛川なので、芸術だけでなく、お茶にも親しんでもらおうと言う企画。
他所から引っ越してきた私にはドはまり企画でした(笑)
芸術に釣られて行くと、各所でお茶をいただくことに。
そこで一概に静岡茶と言っても、産地によって全然味が違うことを目の当たりにします。
日当たりが良い広い平野のお茶は、カテキンの含有量が高く、少し渋めの健康茶です。
いわゆる『掛川茶』と表記されているものはその代表。
うってかわって、静岡には山あいの段々畑で栽培されているお茶もあります。
それは甘味の強いやわらかなお茶。
『川根茶』がその代表です。
やや山間の涼しい風吹き抜ける『五明茶』は、掛川茶と川根茶の良いところを持ち合わせたお味。
等々、珈琲派の私にもグサグサ刺さるお茶生活でした。
そこで学んだのは、美味しいお茶の入れ方。
お茶の温度は低めでと言いますが、静岡では、日常のお茶のいれかたに一工夫ありました。
①湯飲みにお湯を注ぐ
のです。
急須に直接入れません。
人数分のお湯のみに注ぎます。
②湯飲みで冷ましたお湯を急須に注ぎます
たったこれだけで、温度問題解決です。
③茶葉をいれてしばらく蒸らし
湯飲みに注ぐのですが、
④最後の一滴まで注ぐ
ここに美味しさのポイントがあるそうです。
最後の一滴に美味しさ詰まってます😊
静岡では当たり前のように見られる光景でしたが、お蔭で美味しいお茶がいただけるようになりました。
感謝です😊
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