映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

2117-玩具

2018年10月02日 | 30秒の心象風景
 小さな袋に入った樹脂製のフィギュア。誰でも簡単に手入れることが可能になった仏像である。こんな時代が来るとはありがたい。しかし、欲しいものが簡単に手に入る反面、何か失うものがあるような不安もある。11月には正倉院展が始まる。古代の人々が残した造形物の展覧会である。それは、今では再現不可能なものも存在するという。しかし、似たようなものはいくらでもできる。博物館のショップにはそのようなものがいっぱい並んでいる。人々はそこに何を思うのかそれを購入するのである。

30秒の心象風景12723・袋から出す~仏像フィギュア~
https://youtu.be/p62YsXGR6To
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