仏像フィギュアの撮影を楽しんでいる。仏像は本来、仏教という一つの宗教の中で生み出されてきたものである。日本に伝わった大乗仏教は、多くの民族の文化を取り入れ、その時代の価値観や哲学、文明と一体になったものである。日本に伝わったときにも、一宗教というよりも、大陸の先進文化としての理解だったと思う。漢字文化圏にある日本人は、漢文で記された書物全般に特別な価値感をもっていたはずである。仏典だけが特別ではないだろう。同時に伝わった仏像はその形だけでなく、造立方法などの技術とともに伝えられたはずである。それは、ものを生み出す創造力、芸術的な発想力とそれを具現化する技術力だと思う。仏像はそれが形になったものだといえる。仏像フィギュアが作られるのもそれと変わらぬ欲求がエネルギーになっているに違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d1/1376f043faca3fd3d59f313090eeb8da.jpg)
30秒の心象風景16327・金属光沢の執金剛神~仏像フィギュア~
https://youtu.be/ne2dzUfYvmM
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