鉄道の終着駅、そこから先にはもう線路がないところに置かれるのが車止め。そこに表示されているのが通称「終点マーク」。何気なく見ていたものだが、加古川線の粟生駅には、JR線以外に神戸電鉄と北条鉄道の線路が入って来る。どちらも粟生駅が終点である。そこには終点マークの表示がある。播州鉄道からひき継がれたJR加古川線は多くの支線をもっていたが、そのすべてがきりはなされ、第3セクターとして今も残っているのが北条鉄道である。別会社となった今もホームは共用しているが、線路の乗り入れはないので、そこに北条鉄道の終点マークがある。また、神戸方面から三木、小野と路線を延ばしてきた神戸電鉄は粟生でJRと接続している。こちらもここが終点になり終点マークがある。北条鉄道の車止めは線路を覆うように砂利を盛っただけのもので、第1種車止めといわれるもの。神戸電鉄は鋼材を櫓型に組んで作られた、第2種車止めといわれる最も一般的なものになっている。材料は古レールなどの既存資材を活用しているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/a9/d5146b8bbfd7aa4b5c80bd6f2c48b347.jpg)
30秒の心象風景15523・終点マーク~粟生駅~
https://youtu.be/O-Dk2QNNBro
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