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真珠の豆知識 その5 【真珠の色】

2008年03月22日 | ★☆★真珠の豆知識★☆★
真珠の色は説明するのが難しい
光源によっても見え方が違うし。。。
真珠の本来の色を見るには直射日光の当たらない
自然光の元で見るのが一番です。
理想は自然光の入る北窓で 部屋の明かりを消して真珠を見ます。
個人的に私は朝日の入る部屋の 窓辺から見る真珠が
一番実際の真珠の色を見る事ができるようで好きなのですが。。。

今日は真珠の色についての豆知識です。


真珠の核の周りに付着した真珠層はレンガ状の構造をしています。
そのレンガにあたる部分は炭酸カルシウムで色でいうと干渉色
(グリーン・ピンク)、を放つ場所です。

また、レンガを固定させる接着剤にあたる部分はたんぱく質で
このたんぱく質の色をボディーカラー(実体色)といいます。
真珠層と核の間にできる有機物などの色は下地色になります。


貝のたんぱく質の色素が真珠層に反映しボディーカラー

(実体色)が出ます。

真珠はボディーカラーにテリによる干渉色が加わり、

真珠特有の優しい何ともいえない色を作りだしています。

干渉色はグリーンとピンクがあります。

真珠の色はボディーカラーと干渉色で真珠のお色となります。



あこや真珠

あこや貝は黄色い色素を持っている事から

ホワイト系~ゴールド系の真珠ができます。

ゴールド系の真珠は接着しているたんぱく質の色素(黄色)

が見えているわけです。

また、よく黒真珠と言われる黒いあこや真珠は、

黒蝶真珠とは異なり、染色による着色・化学反応による着色・

放射線照射による着色のいずれかの処理により色を出しています。


最近はブルー系のあこやも人気があります。

ブルー系の真珠は、核と真珠層の間にある有機質が色となって

見えているわけですが、ナチュラルと断りのない真珠は

上記の着色処理を施しています。

      


黒蝶真珠別名:タヒチ真珠)

黒蝶貝にはレッド、イエロー、グリーンの3つの色素が

含まれており、これらの色素が重なり合うことにより、

黒やグリーンといった色を発します。

黒蝶真珠の色は大きく、グリーン系、グレー系、ブラック系、

ホワイト系、レッド系、ブルー系の6種類に分けられます。

そしてそれらの色が混じりあい、さまざまな色の真珠が

できてきます。

さらに、この実体色の上に、ピンクやグリーンの干渉色が

加わりますから、黒蝶真珠の色は、千差万別です。

ここにこの真珠の他の真珠にない、色の多様性という特徴

があります。

ピーコックと呼ばれる黒蝶真珠のグリーン系最高品質や

サンセットブラックと言われるレッド系の最高品質、

ブラック系の黒蝶クィーンなど、

素晴らしいお色や珍しいお色が多々あります。

一般的にグリーン系の色が入っている方が評価は高いよう

ですが最近はブラウン系のお色も人気です。

私個人的にはパープルが色濃くでている珠や、

鮮やかなブルー系が好みではありますが。。。

黒蝶真珠は実に多彩な色調、色相を持っています。
  




白蝶真珠

オーストラリア産(シルバー系)

インドネシアやフィリピン産(ゴールド系)

黄色みが全く出ていないものと、反対に黄色が色濃く

出ている珠の両極端で評価されます。

【茶金】と言われるピンクの干渉色が強くでている珠は

大変希少性が高くなります。

またシルバー系の最高品質真珠を【ビィーナス】

ホワイト系の最高品質真珠を【クィーン】

と真珠科学研究所では評価しています。





真珠の色は様々で一概にどの色が良品質であるとは言い切れません。

色の好みはお国柄もあるようです。

ヨーロッパではゴールド系が人気があり、

黒蝶のレッド系は嫌うとか。。。

形も真円よりバロックに人気が集まっていたり。。。

あこや本真珠については、一般的にはピンク系が好まれて

いるため、評価が高くなっているように思います。

自分の好みのお色がやはり一番です。

そして 自分の肌に合うお色を見つける事が大切ではないでしょうか?





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