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「お母さんから命のバトンタッチ」

2012-07-03 | 希望、願望、引き寄せ、生活、

マイミクさんのの日記より




「お母さんから命のバトンタッチ」
 
         鎌田實(諏訪中央病院名誉院長)
         『致知』2012年7月号 読者の集いより

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僕が看取った患者さんに、
スキルス胃がんに罹った女性の方がいました。

余命3か月と診断され、
彼女は諏訪中央病院の緩和ケア病棟にやってきました。

ある日、病室のベランダでお茶を飲みながら話していると、
彼女がこう言ったんです。

「先生、助からないのはもう分かっています。
だけど、少しだけ長生きをさせてください」

彼女はその時、42歳ですからね。
そりゃそうだろうなと思いながらも返事に困って、
黙ってお茶を飲んでいた。すると彼女が、

「子供がいる。子供の卒業式まで生きたい。
 卒業式を母親として見てあげたい」

と言うんです。

9月のことでした。
彼女はあと3か月、12月くらいまでしか生きられない。

でも私は春まで生きて子供の卒業式を見てあげたい、と。
子供のためにという思いが何かを変えたんだと思います。

奇跡は起きました。
春まで生きて、卒業式に出席できた。

こうしたことは科学的にも立証されていて、
例えば希望を持って生きている人のほうが、
がんと闘ってくれるナチュラルキラー細胞が
活性化するという研究も発表されています。

おそらく彼女の場合も、希望が体の中にある
見えない3つのシステム、内分泌、自律神経、免疫を
活性化させたのではないかと思います。

さらに不思議なことが起きました。

彼女には2人のお子さんがいます。
上の子が高校3年で、下の子が高校2年。

せめて上の子の卒業式までは生かしてあげたいと
僕たちは思っていました。

でも彼女は、余命3か月と言われてから、
1年8か月も生きて、2人のお子さんの卒業式を
見てあげることができたんです。

そして、1か月ほどして亡くなりました。
彼女が亡くなった後、娘さんが僕のところへやってきて、
びっくりするような話をしてくれたんです。

僕たち医師は、子供のために生きたいと
言っている彼女の気持ちを大事にしようと思い、
彼女の体調が少しよくなると外出許可を出していました。

「母は家に帰ってくるたびに、
 私たちにお弁当を作ってくれました」

と娘さんは言いました。

彼女が最後の最後に家へ帰った時、
もうその時は立つこともできない状態です。

病院の皆が引き留めたんだけど、どうしても行きたいと。
そこで僕は、

「じゃあ家に布団を敷いて、
 家の空気だけ吸ったら戻っていらっしゃい」

と言って送り出しました。

ところがその日、彼女は家で台所に立ちました。
立てるはずのない者が最後の力を振り絞ってお弁当を作るんですよ。
その時のことを娘さんはこのように話してくれました。

「お母さんが最後に作ってくれたお弁当はおむすびでした。
 そのおむすびを持って、学校に行きました。
 久しぶりのお弁当が嬉しくて、嬉しくて。
 昼の時間になって、お弁当を広げて食べようと思ったら、
 切なくて、切なくて、
 なかなか手に取ることができませんでした」

お母さんの人生は40年ちょっと、とても短い命でした。

でも、命は長さじゃないんですね。
お母さんはお母さんなりに精いっぱい、必死に生きて、
大切なことを子供たちにちゃんとバトンタッチした。

人間は「誰かのために」と思った時に、
希望が生まれてくるし、その希望を持つことによって
免疫力が高まり、生きる力が湧いてくるのではないかと思います。

願望

2011-05-20 | 希望、願望、引き寄せ、生活、
人には様々な願望があります。

  車が欲しい

  結婚したい

  家が欲しい

  お金が欲しい

それを、上に発信した時どの様に

聞こえているのでしょう。


  「私はまとまったお金が欲しいです」

と発信すると

  「私はまとまったお金がないです」

と言ってる事になります。

  つまり、不満と愚痴を発信していることです。


さあ!では、どうしたらお金が欲しい願望が

  届けられるのでしょう。?

 

  過去完了形で「まとまったお金を頂きました

   有難うございました。」と言うほうが、まだ

   良いようです。


 ところが、最初に挙げた願望が全てパーツでしか

 無かった(驚き)。

 えっ!、どういうこと?と思っちゃいます。


(お金が欲しい)と発信しても、

「それが欲しいのじゃないでしょ。」と。

?????

(いえいえ、欲しいですから、)(笑)



カラクリは、車を想像してみて下さい。

私たちの願望は、車のタイヤ一つ

或いは、タイヤをとめている部品ひとつ

の願望しか発信していないそうです。


きちんと、走れる状態の車を注文していない。

だから、何も来ない!


ある人は、(お金が欲しい)願望でした。

顕在意識では。(これは、パーツの部分)

でも潜在意識は、どうだったのでしょう。

人とのコミュ二ケーションを望んでいたわけです。

(これが、願望の本体)


この本体を手にすれば、数あるパーツも

全て手に入ると言う訳です。