6月の話。
今回は兄夫婦に駅から施設まで車で送ってもらえないので、
自力で施設まで行くことになりました。
いつもとはルートが違うので、
グーグルマップで最短ルートを調べて・・・。
迷うこと必至なので早めに家を出て。。。
しかしすんなりといき、一本前の快速に乗れる!早く母に会える!
と、思ったのに肝心の乗り換えの電車がない
一時間に一本しかないんだった。
調べた時間通りで動いていれば良かった。
確認のためホームの時刻表を見てたら、下に張り紙がしてあり、
表示してある駅はICガードを使って降車できません。ご注意下さい。
えー!私の降りる駅が書いてるやん!
あの駅、無人駅やし!
面倒くさいことになりそうなので、駅員さんに切符に替えてもらいました。
乗車時間まで30分あるので待合室でお昼を食べて、一息、
窓際の席で、田植えの始まったのどかな奈良の風景をボーッと見ていたら、
車内アナウンスで、私の乗っている車両のドアは開かないんだと!!
も~やめて。気付かずオロオロして降りられずに次の駅まで行ったら、
そこで1時間待たんとあかんやん。
前の車両に移って降りられましたけど。
切符回収箱。
券売機。
いつも車で走っている道を思い出しながら、ぶらぶら歩いて行きました。
母は広間のいつもの席でTVを見てはいませんでした。
部屋のベッドで「しんどいねん」と寝ていました。
今回、珍しく、
「〇〇さん達者け?」
と、主人のことを訊いてきました。
主人の名前も顔も存在も忘れていたのに、
なぜか急に思い出したんですね。
「うん、まあな。元気やで。」 と、答えておきました。
しばらくして部屋に入ってきたヘルパーさんが、
「〇〇さん、お風呂の準備させて頂きますね~」
ひゃ~研修でやってる演習みたい
帰りは反対側のホームに渡るのに、
屋根のない雨ざらしの歩道橋を登り降りします。
お年寄りは大変だと思います。私もしんどかった。
ホームと車両の段差もかなりあり、
スロープを渡したらすごい角度になりそうです。
なんか最近は、お年寄りだったら、車椅子だったら、主人だったら・・・
と考えるようになりました。
田舎のほうはお年寄りが多いはずなのに、
バリアフリーは進んでないのかもしれません。
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