巷で流行っている整体というのは、体をマッサージして強張りを弛めるものを言いますが、
野口晴哉先生が戦後間もない頃に始めたお手当ては、輸(愉)氣という氣の密度を一点に集中させて、身体の悪い処を良くしていく手技療法でした。
ですから一般的に流行っている整体のように、
筋肉を弛めて眠気を誘う術ではないのです。
整体とは本来、
体調が整った状態を保つ技術であることを指します。
手法としては[輸氣が第一]で、
これが一番刺激が少なく身体にとって優しいからです!!
道具を使わず、【手を使う】お手当てという手法を用います。
世の中には、
『原因があって結果がある』というように
“背骨と骨盤の弾力を観て、自律神経を整える”術が、ここにあります。
人も動物も身体には本来 自然に治る力が元々 備わっています。自然治癒力がこれに当たります。
「不自然なことをすればするほど、身体は鈍ります」
不自然なこととは?
☆身体が生成しない薬物を飲んだり、貼ったりする行為…サプリメントや栄養ドリンクもまた然り
★手術などで、切ったり縫ったり、身体を傷つける行為
☆必要だから出ている「熱、咳、下痢、湿疹など」を病気として扱い、症状を抑えてしまう行為が、
体の反射反応を無視し身体を弱くし、過保護にする行為
不自然な行為は、更に不自然な症状を生み、更にややこしい病気へと発展していきます。
身体が壊れる原因の1つが、ここにあります。
それならば、
【風邪が引けて良かったね】という身体にしておくことが大切です。
風邪すら引けない体は、癌などの病気を活性化させます。
風邪を引き、熱を出すこと(体力がなければ叶わない)で、血管の弾力を取り戻し、偏り疲労をノーマルにし、免疫力を高める働きがここにあります。
ですから、
【自分自身の身体を信じる勇気を持ってください。】
薬が体を治してくれるのではなく、
“自身が持っている治る力”が体を治してゆくのです。
病院の先生が治してくれると他力本願ばかりで、言われるままに薬を飲み続けることが危険だと、心に留めて欲しいものです。
一度 日々の生活を少しずつ、
見直して健康になっていきませんか?
生きる勢いがあれば、元気に溌剌とした生活をおくる事ができます。
植物は、生命力に溢れていますよね。
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