輸氣を使う整体ブログ

野口晴哉先生の輸(愉)氣という療法を主体とし、二宮進先生が考案した整体を書いていきます。

天変地異のときに整体のあれこれを使う

2024-10-06 20:59:25 | 日記
今年は元旦から大きな大地の揺れがあり
ノロノロ台風による被害など各地で
今もなお不安な生活を送られいる方が
たくさん いらっしゃいます


こんな時だからこそ
使って欲しいのが 整体のなせるワザがあります



1)合掌行氣法
 …正座をして上からゆっくり胸の前に
 両手を降ろしていき楽に手を合わせられる所で、  薄紙一枚を挟むイメージをして大きく息を吸い込
 みます

 お尻の穴をキュッと閉じ肚(はら/丹田)
 息を落とす時に唸るように
 「う~む 大丈夫」と心の中で唱えて息を少し留め 
 て下さい

 目を瞑り指先、手の平から息を吸い込みます

 これを10〜15分ほど行っていると、
 手の平が温かくなり頭の何処かで
 手の平だけが合わさっている感じになったら、
 最初と同じく息を吸い込み
 「う~む 大丈夫」と心の中で唱え
 息を少し留めてから
 ゆっくり息を吐き出し右目をあけてから
 左目を開けまると
 心が鎮まり整体ができる手になります


2)感情が溜まる左腹部(肋骨下)に、手を当てる
 (感情の急処)で反対の手は、肩口へ当てる

 ショックを受けたときに変動が起こる処


3)胸椎4番の手当て
 首を下げた時に出っ張った骨が頚椎7番
 そこから4つ下辺りに両手をペタリと当てる

 または、
 座った状態で背中を[上から下へ]さする

 胸椎4番は、意識できる不安、心臓、心配事、
 心臓の収縮とも関係があります

(胸椎7番は、意識できない不安、癌、糖尿病、白血病の急処、脾臓、免疫力と関係が深く、身体の記憶との関係性がある処)


4)精神的ストレスがある時は、
 うつ伏せにして右手を尾骨に当て
 左手を後頭部辺りに当てる

 輸氣の方向は、上に向ける



5)精神的なショックがあっても体は冷えるので
 足の3趾4趾間に輸氣をする

 中指と薬指の間の骨を辿っていくと
 大きな骨に当たりストップする所があるので
 そこに痛みがあったり、硬かったり、
 脈が伝わって来ない側をします

 足がぽてっりしてる場合は、そちら側をメインに
 するといいですよ

<最初は足裏に向けて輸氣をし、
 次に足首に向けて輸氣をしていき、
 腹部→喉の順番に輸氣を通していきます
 
 氣の感応がなくなり止まったら、
 目を瞑り息を吸い込んで止めると、
 受け手の運動、反応が止まるので、
 その反応が止まったらゆっくり手を離し
 目を開いて息を吐き出します>

<>の部分は、ちょっと高度な感じですが
慣れない内は目線は、お腹か喉に向けると良いですね


その後、3趾(中指)と4趾(薬指)を十回引き伸ばしながら輸氣をする!


6)アキレス腱に輸氣をする
 掴むというより、包み込む感じで!

(…看取り整体にも使います、目をかっと開いたまま亡くなられた方にアキレス腱に輸氣をすると目と閉じ穏やかな顔になる)


7)鎮心に輸氣をする
 軽く手を握った時、
 人差し指と中指が当たる辺りに拇(おやゆび)を当て
 穴が開くような感覚がし、
 術者の鎮心にも穴があいたような気がしたら
 そこで終了

 あくまでも感覚なので
 10分も20分もしなくても良いかと思います
 そんなような感覚がしたら終了

因みに、
左は主に生理的に心臓が悪い時、
つまり不整脈、心悸亢進などの時に用います

右は
その他の心理的要素で
心が揺さぶられる時に用いるが、
硬い側をすればいいと思います


この整体の利点は、
整体をすればするほど受け手も術者も元気になれること


ですから、
家族に一人、輸氣ができる人がいると
それだけで心強いのです♡


もし右に逃げるか左に逃げるか迷ったときは
一度深呼吸をしてから
鳩尾に手を当てて(邪気の吐出の手の当て方)息がすんなり入る側に向かって逃げるといいですよ



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