ロサンゼルスで、着物暮らし

太陽燦燦のロサンゼルス近郊で接する和なあれこれ。
LAに帰って来ました。肌寒い日が続いています。

JCCSC installation

2020年02月24日 | あわせ
南加日系商工会議所の役員就任式と表彰式は、コロナウィルスが騒がれながらも200名を超える方々が集っていました。

お着物姿の方もちらほら。ご自分でデザインされた猫の足跡がペタペタ🐾されたお着物と染め帯の組み合わせやペンギン🐧柄の綴れ帯などオリジナリティあるものを拝見できて楽しかったです。

去年東京の母から譲っていただいた訪問着は、母の姑が作ってくれたものだそうです。


写真では鼓柄が出ていますがメインの柄は御所車なんです。とても着易く重宝しています。




天皇誕生祝賀会のお供と初茶会

2020年02月21日 | あわせ
25°Cにもなる暑い午後、総領事邸での祝賀会には沢山の方々がいらしていました。歴史ある盤石な日米関係と徳仁天皇の60歳誕生日に乾杯しました。


数少ないお着物の方々は皆様お祝いの装いでした。私は次にお茶会が控えていましたので色無地で少し裾に模様があるものにしました。

お心尽くしの初茶会、楽しく過ごさせていただきました。





稽古茶会に小紋

2020年02月20日 | あわせ
稽古茶会に久しぶりにほたる絞り小紋に袖を通しました。

今はなき染めの北川の塩瀬、Ake様に連れていただいて入手したことなど懐かしく思い出します。もう20年近くなるでしょうか(驚)。

茶会は雛祭りの趣向で華やか、正客の稽古でしたが中々思う通りにできないものです。あちこち気配りできるよう精進あるのみ。



お稽古に小紋

2020年02月13日 | あわせ
先日縁あって譲っていただいた飛び柄の小紋です。地色が大人しいのでずっと使って無かったスモークサーモンの繻子名古屋を引っ張り出しました。

ちょっと若すぎたかしら…。


徒然棚で絞り茶巾の点前、集中が足りなかったと反省です。花入と敷板の格と取り合わせについてのご指導内容は早速まとめました。




炉開きに。

2009年10月31日 | あわせ
久しぶりの更新です。前回の更新から、二三回着物を着ていたように思うのですが、更新までできませんでした。亡くなった父方の祖母からの着物は三年ぶり、よく見ると陰紋がついていました。暖かい日でしたので、長襦袢はずるをして単衣に、肌襦袢も夏用にしました。一日の最後に撮ったので汗ばんだ顔で失礼しました。準備や着付けの間、もうすぐ22ヶ月になる娘は、帯締めや帯揚げを首に巻いて満足そうでした。一緒に着れる日がいつか来るのかな、と今から楽しみです。

久しぶりの着物

2008年11月29日 | あわせ
akeさまご夫妻主催の音楽会+晩餐会では、さまざまな着物姿を拝見でき、久しぶりの眼福でした。こちらのブログでの写真をいつも楽しく見ていますが、実際にお召しになっているのを目の当たりにすると、ため息ものです。私は、実家に置かせてもらっていた下司喜三子さんの付け下げに、母から借りた袋帯です。足袋と草履と義母からの鼈甲のかんざし以外は、全て母からの借り物でした。半襟までつけてもらい、感謝感謝です。

お宮参り

2008年03月02日 | あわせ
遅ればせながら、三月の日枝神社でのお宮参りのご報告です。私が赤ん坊のときに使った着物や帽子や涎掛けなどの一式を実家から送ってもらい、娘にかけました。成長の過程で一度大人サイズに仕立てたものを、姪のお宮参りのときに一つ身に戻し、彼女の七五三用に三つ身(四つ身?)に仕立て直したものを使ったので、丈が長いです。十代のころは、この晴れがましい柄行があまり好きではなかったけれど、自分が親になった今は目出度くて良いなあ、と思います。帰国の翌日でもあり、赤ん坊連れの長旅にかなり緊張していて、自分の着物どころではありませんでした。いつか一緒に着物で出かけたいものです。

初釜に色留袖で

2008年02月09日 | あわせ
出産後初めての着物は初釜にて。師にいただいた色留袖は、青海波の地紋に雲取りの中に亀甲が染められ、桐と菊の金駒刺繍があしらわれているもの。合わせていただいた箔の袋帯に、金彩が施された帯揚げ。帯締めは母と夫の助言により、これも二年前の初釜でいただいた緑と赤、金の華やかなものを。初めての色留袖は比翼の扱いが興味深いものでした。久しぶりの柔らか物の肌触りに何だかうっとり。半襟かけ(しぼのあるものにしてみました)やお太鼓作りなど、母の助けなくては到底着られませんでした。感謝です。

達磨さん状態で炉開きへ

2007年11月01日 | あわせ
妊娠32週。実家にあった反物で作ってもらった単衣の長襦袢は、白地に紫の笹の葉のような流水のような模様で、蛍絞りと合わせてみたかったのです。まだまだ気温の高いLAですから、ちょっと反則も許してください。古ぶくさも同系色の未草寿文紹巴。帯は銀と薄桃色の結び熨斗と紐の柄。何とか着たものの、お腹が思いのほかせり出たせいか、帯が襟元を圧迫して達磨さんみたいになってしまいました。畳に座る時は手で上前を押さえないとちょっとお行儀の悪いことになります。限界ですね。帰って自己測定した腹囲は93cmでした。前回は90cmと書きましたが、実際はもう少し細かったようです。あれから全体的にお腹周りが丸く大きくなっていて、腹囲一箇所の数字だけでは人体は表現できないんだなあ、と面白いものです。次に袖を通せるのは、お宮参りでしょうか。

ン十ン年前の雛祭り

2007年03月03日 | あわせ
もうすぐ二歳になろうかという時のお雛さまの写真です。両祖父母が揃っている場面はかなり珍しいような気がします。左端がK祖母、その後ろに立っているのがJ祖母。大切な人たちに囲んでもらっているにもかかわらず、何やら浮かない顔の私が着ているのは、この時と同じ源氏車。改めて見ると、こんなに小さい時から袖を通していたのか~、と感慨深いですね。思春期に入ってからあまり好まなかっためでたい賑やかな柄に、孫を思う心が込められていたようで、今になってありがたく思います。
直前の2月27日に妹が誕生したばかりのこの日は、まだ母と妹は病院だったのかもしれません。とすると、これも亡父がシャッターを押してくれたのでしょう。それにお雛さまを関東風に飾ってあるのは、母方が関東系だからだろうか、などいろいろと古い写真を見て想像をしています。母に聞かなくては!